子育ての責任を夫と分け合うこと
わが家には、3歳の娘、0歳の息子、
そして10か月の育休取得中の夫がいます。
夫の提案とわたしの気持ち
先日、大雨が降った日。
夫から、
大雨の中、3歳の娘と庭でプールをやろうかなと
提案がありました。
わたしは、最初は、
こんな大雨でプールをやったら
気温も低いし、風邪をひいてしまうのでは・・
と、不安に思ったのですが、
結局、夫の判断にお任せすることにしました。
このときに、
自分がすべて責任をとるつもりで
判断しなくてもよいので、気楽になったなぁ。
と、感じました。
このことから、
子育ての責任を夫と分け合うことについて
考えましたので紹介します。
夫育休前のわたしの反応
夫が育休を取得する前は、
もちろん、娘のお世話は全てわたし担当で、
体調を崩した時などは、
必然的にわたしが通院や看病など
すべて請け負っていました。
したがって、
今回のような場合は、
夫が娘の体が冷えてきたら切り上げてくれるのか不安
わたしが、やって良いと判断して、娘が体調を崩したら、娘も気の毒だし、看病するわたしも大変
結局、責任をとるのはわたしだから、そこも踏まえて考えてほしいなぁ・・
と、モヤモヤ感じつつ、止めたと思います。
夫の提案を受け入れられた理由
しかし、現在は夫が育休中であることにより、
✅夫が娘と長い時間過ごしているので、どのくらい冷えると風邪をひきそうか、ボーダーラインを把握していること
✅万が一、娘が体調を崩したら、看病・通院・夜間対応などのタスクを二人で分けあえること
から、
夫も自ら責任をとるつもりで提案しているんだな
と思い、任せることができました。
子育てにおいて、責任をとることとは
では、子育てにおいて、責任をとる、
とはどんなことでしょう。
わたしは、
一つの行動によって、起こりうるトラブルを想定し、そこから発生するタスクを請け負うこと
だと思います。
今回の場合は、こんな感じです。
✅行動→大雨の中プールをする
✅起こりうるトラブル→娘が風邪をひく
✅発生するタスク→通院、看病、夜間夜泣き対応、息子への感染対策
夫育休前までは、
全てのタスクを請け負うのはわたしだったので、
何か行動を決めるときに、
トラブルとタスクを想像した上で
自分が責任をとれるよう判断しなくちゃ。
と、思って、
一人で、判断していました。
でも、夫が育休に入り、
日々の会話や経験から、
夫も起こりうるトラブルやタスク把握しており、
さらに、そのタスクを分け合うことができるので
子育てにおいて、
なにかを判断するときの責任は
二人で分け合っているんだ
ということを実感できるようになりました。
夫と責任を分け合うメリット
これに気づいたとき、
夫が同等に責任を分け合ってくれるから、
全て自分で判断しなくても、
二人で決めたり、ときに夫に委ねてもいいのか。
と、すっと肩の荷が降りたのを感じました。
自分一人の責任で判断しなければいけないと、
心配症なわたしは、
あれもダメかも、これも危ないかも・・と、
消極的な判断をしがちでした。
でも、夫と責任をわけあうことで、
楽観的な夫の尺度もとりいれながら
二人で判断することができます。
それにより、さらに、
娘が経験できることも格段に広がります。
実際、娘も、
いつもと違う大雨の中のプールを
とっても楽しんでいましたし、
風邪もひきませんでした。
互いに復職後も二人で責任を分け合うために
今回の経験から、
互いに復職し、夫婦共働きになっても、
二人で責任を分け合っていきたいと感じました。
今回は、遊び方についてでしたが、
日々の睡眠、食事、子どもとのルールづくり、
園生活に関すること・・
子育ては、大きなものから細かなものまで、
責任を伴う判断をすることが
とても多いですよね。
復職後も、二人で責任を分け合うために、
日頃から、以下の二つを共有しておきたいです。
✅どのくらいなら可とするか、だいたいのボーダーライン
どのくらいの気温なら風邪を引かないのか、
夜何時までなら起きていても
翌朝のコンディションに支障がないのか、
みたいなところを共有します。
✅ボーダーラインを超えて、トラブルが発生した場合、想定されるタスク
子どもが風邪を引いた場合は、通院・看病・それに伴う仕事の調整など、
夜更かしして翌朝子どもがグズッた場合は、着替えの手伝い・子どもの説得など、です。
日頃から、これらを共有しておくことで、
どちらか一方ではなく、二人ともが、
トラブルが発生した場合の
タスクを想定した上で行動を判断できたり、
仕事の状況などで、
相手にタスクがかたよっている場合、
タスク量を調整したり、
相手を労わることができると思います。
復職後、どちらかが、
子どもに何かあったら全て自分の責任だから、
自分が判断しなければ、、
という感覚でいるのは、苦しいと思います。
せっかくつかんだ、
夫とともに責任を分け合う感覚。
この感覚をできるだけ維持できるよう、
復職後も夫とコミュニケーションをとり、
気楽に子育てをしていきたいです。