セブンルール、赤ちゃん写真をおうちで上手に撮るコツ
娘が生後半年になり、ハーフバースデーをお祝いするべく、リビングをスタジオに見立てて撮影。
生まれてから毎月、家で写真を撮っていると、なんとなくコツが掴めてきた。完全な自己満足だけれど、今月の撮影はこれまでで一番楽で、かつ出来栄えもよかったと自負している。
自分の備忘も含めて、まとめておきたい。
1.セットは前もってリハーサルをする
どの場所で、どの向きで、どんな小道具を並べて、どのポーズで撮影するのか、実際に小道具を並べてリハーサルする。
実際に写真を撮って、当日の照明はどうするか(自然光、照明をつけるか)、カメラの種類(アプリを使うかなど)を検討する。
ポーズも当日の気分で嫌がる可能性がある。
お座り、うつ伏せ、仰向け、どのポーズでも対応できるようなセットにしておく。
小道具をこれから準備する場合は、似た大きさのものを配置してみて、バランスを確かめる。
ここをサボると、好きな大きさで作った挙げ句、最終的に合体するとバランスが崩れ、「せっかく作ったのに合わない」という後悔が残ってしまう。
失敗例:
私の場合、段ボールと紙粘土でクレイケーキを作ったのだが、適当な大きさで作った結果、主役の子どもに対して大きすぎることが発覚。
再度100均で材料を調達し、作ることになった。ここで2日のロスが発生。
2.小道具はスケジュールに余裕をもって準備する
予め作りたいものをリストアップして、計画的につくる。失敗しても育児で予定通り進まなくても、気持ちに余裕が生まれる。
InstagramやPinterestで情報収集していると、追加したいものが必ず出てくるので、追加しても間に合うくらいの余裕をもつ。
失敗例:
ギリギリのスケジュールで作ろうとする時に限って、なかなか寝てくれない。
漏れなく夜ふかしして作ることになり、無駄なイライラが募る。
3.衣装や当日のポーズに慣れてもらう
レースやチュチュなどの慣れないドレスだと、チクチクして怪訝な顔をされる、時には泣かれてしまう。
何度か試着しておくと、当日もすんなり着て、いつもの表情を見せてくれる。
お座りやうつ伏せに慣れていない場合は、どの姿勢だと落ち着くのか、マットを変えたり授乳クッションで囲んだり、試行錯誤してみる。
失敗例:
お座り用のセットを準備したのに、実際座らせてみるとすぐに泣いてしまい、泣く泣く作った小道具をいくつか諦め、仰向けで撮れるスペースを確保するはめに。。
4.我が子から笑顔を引き出す術を研究する
笑顔の写真が撮れるように、笑顔になるネタをいくつか準備しておく。
できれば道具を使わずに、撮影者の表情や声かけだけで笑ってくれると、両手が空くのでとっても楽。
失敗例:
カシャカシャ音が鳴る絵本を笑顔ネタに使って撮影したところ、片手で絵本をカシャカシャ動かしながら撮るせいで、写真の中心がぶれたり、ぼやけてしまった。
5.朝寝をしっかりしてもらう
個人的にベストは朝寝の後。
朝寝中に必死でセットを作り、起きたらお着替えし、次の授乳までの間に撮影する。
失敗しても昼寝後に再チャレンジできるし、その日中に片付けられる可能性が高い。
失敗例:
我が家は狭い。
大人の生活空間の一部を撮影場所に使っている。
昼から撮影しようとしたが、なかなか笑ってくれず、翌日やり直そうとしたが、一回セットを崩すともう一度組み立てるのがめんどくさすぎて、結局諦めてしまった。
6.一人で撮影する
夫の外出中に撮る。
完全に自分のスケジュールで動けるし、途中で水を差されることなく、自分が満足するまで撮影できる。
失敗例:
我が家の場合、一度、私がカメラマン、夫が笑わせ役で撮影したことがある。
娘がなかなか笑ってくれず、夫は早々に「もう疲れちゃったんだろう」と見切りをつけた。
さらには、頑張って撮り続けようとする私を見てて、「(娘のことを)ママに付き合わされて可哀想に」と一言。
後日一緒に撮った写真を見返すと、中心はぶれるわ、足は写るわ、笑顔ネタで使ったぬいぐるみが写りこんでるわ、悲しい結果に。
とはいえ、私も撮影に参加している手前、協力してくれた夫に文句も言えない。
それ以降、一人で撮って、ベストショットを夫に共有する方法に変えて、夫婦円満を保っている。
7.撮影日の家事は最小限にし、予定をいれない。
準備も片付けも含め、とりあえず疲れる。
時には、一緒に昼寝も夕寝もしてしまう。
心置きなくゴロゴロできるように、ご飯はありもので、掃除は先延ばし(前もってできる性格ではない)に、残りの一日を娘とゆったり過ごせるようにする。
予定がある場合は、撮影日にこだわらず、迷わず前後の日にずらす。
失敗例:
なぜか月齢誕生日に撮影することにこだわっていた私。あろうことか、予防接種の日と重なっていたにも関わらず、撮影を強行。
忙殺され疲れ切り、そんな日に限って娘はなかなか寝てくれず、二度とこんな無茶はしないと心に誓った。
娘よ、こんなママに毎月付き合ってくれてありがとう。