オレンジさん、って?
昨日ふらっと寄った花屋さんで、1本だけひときわ輝いて見えてつい買ってしまったオレンジのガーベラ。
花瓶に1輪丁寧に差して窓際に飾ったら、なんだか気分も部屋もちょっと明るくなったような気がした。
今日の午後、やることがひと段落してから借りた本の続きを読んでたら、とっても素敵な「オレンジ」の話に出会った。
そのお話の中での「オレンジ」は、大切な人を待ちながら毎日レストランでおいしいサンドイッチを作る主人公のラルフおじさんの色。
彼の密かな想い人シンディは、ラルフおじさんのことをことをオレンジ色そのものみたい、と形容し、彼の元から姿を消す前最後の夜には「じゃあね、オレンジさん」と告げた。
物語の中でオレンジ色はこう語られている。
"人を明るく迎え入れて、元気で愉快な気持ちにさせてくれる"色。
色のイメージなんて人それぞれだろうに、なるほどこんなに腑に落ちることもあるものかと感動した。
たしかにオレンジは愉快で元気で、だけどどこか包容力と暖かみのある色。
読み終わってから窓際に目をやると、きらきらの日差しを受けたオレンジのガーベラと目が合った。
今日も素敵な日!
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