『ダンガル きっとつよくなる』を見て、ジェンダー問題について改めて考えた。
昨日は『ダンガル、きっとつよくなる』を見た。
「1日1映画」の選定理由
・インド映画を見たことがなかった。
・ダイタク(お笑い芸人)さんのYouTube生配信で、ダンビラムーチョの原田さん(映画好き)が勧めていた。
・2時間40分の超大作だが朝早く起きて時間に余裕があった。
・Netflixにあった
大まかなストーリーは以下の感じである。
かつてレスリング全国一を目指した男は夢かなわず引退。まだ見ぬ息子に期待するも、授かったのは女児4人。そこでケンカの強い2人に夢を託し、特訓を始める。(Netflix)
Theスポ魂系映画。ざっくり言うと、お父さんがコーチをして、娘が選手として活躍していく映画であった。(日本でいう巨人の星)
そこにプラスして、インドに根強く残る男尊女卑の思想が表現されていた。
(実話に基づいているため映画は少し昔のインドが舞台。現在はどんな感じなのだろうと興味を持ったのでまた調べてみたいと思っている。)
私が最も印象に残っているのは、
娘の2人が少し練習をサボって、結婚する少女と話すシーンだ。
「女の運命は生まれたときに決まって、料理・掃除・家事。14歳になったら合ったことがない男と結婚、まるで出荷のよう。次は出産・育児。」
「でも、2人のお父さんは、周りから嘲笑されてもじっと耐え、2人の将来を見据えて接してくれているので、羨ましい。」
と結婚する少女から言われた2人は、ココロを入れ替えて練習に励むようになる。
作中には、他にも、「何百万もの少女たちの希望になる」「男尊女卑の思想と戦う」など女性の生き方やとらわれ方に着目した台詞があった。
女の子なんだから~男の子なんだから~といった表現が今じゃよろしくないとされている。ジェンダー問題について大学で学んだ際、そういった問題の複雑さは想像よりも大きかった。
ジェンダー問題はまず、少しの知識と少しの気づきが大切なんじゃないかんぁ。
ぼーっと生きてたら自分が差別をする側にまわる危険性も十分あると思っている。
まだまだ根深い問題だからこそ、常に知識のアップデートは心がけていきたい。
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