1年経って出来るようになったこと

1年経って出来るようになったこと。

どん底からの期間で言えば2年になるかもしれない。

2019年末から時間が止まったように過ごしていたが、状況は少しずつ改善しているかもしれない。

1. 眠れるようになった

最近ではほとんどの日に、規則正しく起床就寝が出来るようになった。2年前はガタガタすぎて体調を崩しまくっていたし、1年前でも5時くらいまで深夜ラジオを聴く日が度々あったように思う。

ストレスの元を取り除いたことが大きいのかもしれないが、寝るまでのルーティーンが安定してきたのも良い傾向である。

たまにアクティブに行動した日は、脳が興奮して眠れないこともある。そうした日は睡眠薬を飲めば効果が得られると分かったのも、眠りへの不安を取り除く大きな要素となっている。

2. 1日をうまく消化できるようになった

学生ニート→ニートという基本的に暇すぎる日々を送っていたので、時間を持て余すことに苦しんだ。(無論何かしろということなのだが、精神上の安定を保つためには無理は出来なかった。その判断は間違ってなかったと思う。)お金を稼ぐ力も無かったので、お金を使わないで済むコンテンツで一日をやり過ごすしかなかった。

序盤は時間に対してコンテンツが足らなすぎて、何一つすることがない時間が苦しかった。暇な時ほど不安が押し寄せてくるからだ。

しかし、ラジオや海外サッカーの観戦など、低コストで長時間楽しめるコンテンツを開拓していった結果、コンテンツ不足に苦しむことは無くなった。それどころか、深夜ラジオ等今まで全く触れてこなかった領域に足を踏み入れることができて良かったと思っている。

3. 最低限の会話が出来るようになった

人との関わりがメンタルの安定を欠かす要因と考え、家族以外とのコミュニケーションを避け続けていた。元々人と喋ることが好きな私には辛いことだったが、自身の状態をリセットするにはこの方法しかないと確信していた。

コンビニバイトをした昨年も、プライベートな会話は全力で避けてやってきた。

大学を卒業できたことで、自分のことを他人に説明する際に許容されうる肩書を得られたように思う。フリーターも決して誇れる身分ではないが、中卒ニートよりはずっとましだろう。

許容範囲の肩書を得て就職活動や単発バイトに参加し、徐々に最低限の社交性を取り戻しつつあるように思う。もちろん長時間話していると疲れを感じるし、無理はするべきではないと思うが、時に普通の人のフリを出来るようになるのは大きいことだと思う。

就職して人との関わりが習慣化すれば、もう少し余裕を持ってコミュニケーションを取れるようになるのかなあと思う。



大きく3つ。どれも初歩的で2年で得た成果にしてはあまりに少ないようにも思えるが、一時自分の人生の全てを諦めた私にとっては少しでも前進できたことでも十分よかったと思う。

出来たこと3つもそうだが、昨年の常に付き纏っていた先への不安感を和らげることができたのが大きい。それは大学を卒業できたことが大きな要因だと思う。

就職して上手くいかなかった時のことを考えると怖いが、今は進むべき方向に進むしかないと思っている。

これからも無理せず、ゆっくり一歩ずつ進んでいきたい。

いいなと思ったら応援しよう!