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【健常者閲覧注意】人類が行ってきた「障害」をなくす4つの方法

「健常」に対して「障害」という言葉があるので、今回は「健常者と障害者」という見方で、タイトルにある方法を見ていきます。
 ちな、ひまちゃはちょ〜不適合者(自覚)!きゃびぃぃじ!

①補填

 歴史があり、一番オーソドックスな障害観。健常者に対して、能力が足りていない障害者に、能力や機会を補填するという方法。例えば、機能訓練やメガネみたいな器具。身体機能の低下を抑えるという意味ではリハビリも補填に近いのかも。
 足りない、失われた能力を補填することで「障害」をなくす方法。

②障害の付加価値

「一つのことに没頭できる」「知的障害の世界観をアートとして表現する」といったように、見過ごされていた強みや、障害特性を新しい価値として再発信していくことで「障害」をなくす方法。生産活動の場や、発信活動の場で採られることが多い印象。

③健常者の弱体化

 ②の考え方と近いが、今一度、「健常者の方が良いのか?」と考え始める方法。好きに遊ぶ場所も仕事も選べているような健常者でも、よく考えたらお金・時間・人間関係のために現状を制限させられて生きているという人も多いのでは。そんな健常者自身が自分達に「健常」を問いかけることで「障害」をなくす方法。

④拡張

 おそらく、これが技術も伴い今後飛躍的に広がっていく考え方。
 健常者にも備わっていない能力を開発・実装し、そもそも人類皆が持たざる者として「障害」をなくす方法。身体機能の拡張や、知識なんかも脳内チップを導入してインストールすればすぐに獲得できちゃう。安易な言い方をすると、皆んな生まれた瞬間「総一億障害者社会」を前提とした障害観になることでしょう...!

〈6th Finger Project〉
5本の指に収まらずに、6本目を加えるなんて...!!な、なんてヘンなの!
ってことは、足も3本になる時代もすぐに...。

〈乙武プロジェクト〉
乙武さんに手足が生えてる...! と思いきや。
なんと乙武さんは肢体充足のみならずに、健常者よりも早く動いたり、ドローンみたいに空を飛ぶ!ということもしたいみたいんだって! ぶっ飛びすぎてもう訳ワカメ。


障害者を心配するより、自分を気にかけるようになる

もちろん、歴史的に古い①がもう価値のないものでは無いでしょう。
 今は、皆んなこの4つの方法が組み合わせられながら「障害」と向き合っているのかな。すごくloveな世界。

 だけど思うのが、④の方法が今後加速したら「健常者」もそう易々と安心していられないよね、という話。何か、これまではどこか俯瞰して障害者って何だろと考えられたのに、そんな未来にいたら「自分の身体はどうなっていくの...」という不安になっちゃう。これはSF的な不安というの?

 私は将来「障害」はなくなると予想しています。これは恐らくhappyなこと。でも、もっと大きくて悩ましいテーマが健常者含めた皆んなに襲い掛かってくるでしょう...!
 健常と障害は二つで相対的な考え方だからこそ、障害がなくなってしまったら皆んな健常者じゃなくなるんだよ!それってどう...。自分の身体/頭の正解が無くなるみたいな感覚で私は何となく怖い...。もっと皆んな自分のこと本気で心配して、どうなっていくのか考えよ!


と、と、と。

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