言文一致について調べています。
https://mag.sendenkaigi.com/senden/201404/built-media/001938.php
二葉亭四迷が出てきました。
『彼の豊富すぎる知識と真面目すぎる戦局への関心のため、新聞記事として使える原稿が殆んどなかった。日露戦争も終り、社内で無用の存在になってゆく四迷の文学的才能を惜しみ、池辺三山が部下を通じて説得したときも目に涙を浮かべ、「僕は残念でたまらない、世間の奴らが僕を小説家にしてしまって他の事は少しも見てくれない。」と相手をにらんだという。』
『これはひどいジレンマだ。実際的と理想的との衝突だ。で、そのジレンマを頭で解くことは出来ぬが、しかし一方、生活上の必要はますます迫って来るので、よんどころなくも『浮雲』をこしらえて金をとらなきゃならんこととなった。』
このあたり、生活のために仕方なく流行のエンタメ小説を書く現代の作家先生みたいですね。
https://www.danube4seasons.com/search/028/05.html
こちらの記事は面白いですね。
日本語が平安時代はもともと言文一致だった。
鎌倉時代〜江戸時代は書き言葉が話し言葉と違うようになっていった。
でも明治維新で西洋文明に出会い、これじゃあかん!と気づいて言文一致に戻った。
ということ?