夏期講習取りすぎてませんか?
ご覧いただきありがとうございます。
1年間の浪人期間(東大模試6つ全てA判定)を経て東大理一に進学したひこと申します。受験遍歴は以下に簡潔にまとめているので良ければご覧ください。
今回の記事はタイトルの通りで予備校に進められるがままに夏期講習を取りすぎるなということです。
ただ自分で考えて何個か受講するのは問題ないと思っています。
以下に夏期講習を取りすぎてはいけない理由と理想の取り方(と豆知識)を簡潔にまとめます。
1. 夏期講習を取りすぎてはいけない理由
夏期講習を取りすぎてはいけない理由は単純で、夏は前期で学んだことを復習して完璧に自分のものにする期間だからです。
その期間に夏期講習を詰め込んでしまうと、前期の内容さらに夏期講習で学んだ内容も習得できないまま秋になってしまうことに成りかねません。
そのため十分に前期の復習をする時間を確保しましょう。
前期の復習とは前期のテキストの問題を全て何も見ずに解けるようにするということです。
2. 夏期講習の理想の取り方
理想の取り方は2週間に1個程度の間隔で2個か3個程度とるという感じです。
ここで意識することはあくまで夏期講習は自学自習のペースメーカーとして使うということです。5日間程度の講習で学力が急激に上がるということはあり得ません。
夏にありがちなのが途中でだらけてしまうことです。だらけ始めてきた時期に夏期講習で強制的に予備校に行くことで授業を受ける同級生や先生の言葉に影響されてまた受験勉強に力が入ります。
私は夏の中盤に物理の苑田先生(サングラスの怖い物理の先生)の授業をとってそこからまた勉強に身が入るようになりました。
3. 豆知識(?)
・浪人時に私は東大クラス的なところに在籍していましたが自分も含めて夏期講習の平均的な受講数は1~3講座といったところ。全く取っていない人もしましたが普通に東大に合格していた。
・予備校のチューターは大量にとることを勧めてきますが普通に断って大丈夫。逆にそこまで勧めてこないチューターは生徒思いとも言える。
・講習を1つでもとるとその教室の自習室が講習期間使い放題になることがある。普段塾に通っていない学生にとっては大変有用。
・受講申し込みをしてテキストが届いた後でも返金が可能なことがある(講座が始まる前まで)。テキストを予備校の受付に返却すれば後日口座に返金される。