からだ相談|#3 怪我予防は靴から!?
皆さんこんにちは!
理学療法士の友彦です!
前回の"からだ相談"ではスポーツの秋に向けて怪我予防に必要な知識をお伝えしました。
↓前回の記事はこちら
皆さんは靴を選ぶ時にはどんな基準で選んでますか?
デザイン、カラー、ブランド、サイズ感、機能性、、
選ぶ基準は人それぞれですよね!
僕はスニーカーが大好きでまずはデザインから入ります。
ただ、外せないポイントが一つあります。
なんでしょう?
それは、、、
ずばり "サイズ感" です!!
世の中には色々なスポーツがある中で靴選びはとても大切です。
靴を正しく選ぶことで怪我予防に大きく近づきます!
これはスポーツの場面だけでなく普段の生活でも同じです!!
サイズをしっかり選ぶことで捻挫、足底腱膜炎、扁平足などの足部の障害だけでなく腰痛、膝痛なども予防できますよ!
この記事を読んでより良い靴選びをしていきましょう!
①靴のサイズを気にしないとどうなるの?
靴のサイズを気にしていない方も多いと思いますが
足下の怪我、それ以外の場所の痛みに繋がってきてしまいます。
靴のサイズが大きすぎるとどうなるか、、、
・足の裏、指で支えきれず捻挫の原因になる。
・すり足になり転びやすい。
・血行不良による冷えやむくみの原因になる。
・指への負担がかかり外反母趾になりやすい。
・太ももの筋肉が張ってしまい足が太くなる。
・膝や腰への負担が増えて痛みの原因に!?
靴のサイズが小さすぎるとどうなるか、、、
・指への負担がかかり外反母趾になりやすい。
・指関節脱臼の原因になる。
・足の裏、指で支えきれず捻挫や膝の痛みに繋がる。
・腰や膝への負担が増えて痛みの原因に!?
職業柄、靴や足下は良く見ているので細かく説明したいですが
このように足だけで無く色々な不調に繋がってきます。
要するに、足の指や足首が安定して身体を支えられないので膝や腰が変わりに頑張りすぎてしまい痛みとなってしまうのです。
②サイズ選びのポイント
サイズを選びとはいってもどこを確認したら良いんでしょう?
また、お店で靴のサイズはしっかり測ってもらったけどどうしたら?
等の疑問もありますね。
どちらにも共通して言えるのが
ずばり“履き方”になります!!!
正しい履き方は、、、
①踵を合わせる
→よくつま先トントンで合わせる人もいますが、個人的には踵トントンで合わせる方が圧倒的に良いと考えています。
踵を合わせることで足首が安定するので捻挫等の予防にもなりますし他の部位(膝など)への負担も軽減できるようになります。
②タンを真ん中に合わせる
→タン(足の甲を覆っているペラペラの部分)をしっかり合わせて置くことで踵を合わせることと同様に足首が安定します。
※踵の場合も同じですが、ここで言っている“安定”は“固定”という意味では無く歩く・走る・ジャンプする・ストップする等の動きがスムーズに行えるための“安定”です。この意味は注意が必要です!
③紐を結ぶ
→①と②の後にしっかり紐を結ぶことで足の指が動かしやすくなり動きがとてもスムーズでパフォーマンスが上がります!
※絞めすぎは要注意!
④足趾を確認
→最後に足趾のゆとりを確認します。これはよく知っていると思いますが、大体手指一本分くらいのゆとりがあると良いでしょう。
もし靴を購入する機会には上記の4ステップを気にしてみてください!
以上“怪我予防は靴選びから”でした!
日頃の生活に役立ててもらえると嬉しいです!
これからも怪我や痛みの予防について触れていきますので
よろしくお願いします!!
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