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62.大人の社会科見学 〜南房総後編・野島埼灯台〜
前回の続きで、11月某日に行ってきた南房総の旅行記です。
保田小学校を満喫した後、予定通り宿泊場所の南房総市野島崎を目指しました。野島崎は、房総半島最南端で灯台があります。
野島埼灯台は、明治2年日本で2番目に点灯しましたが、関東大震災で倒壊してしまい、現存するのは復元されたものです。日本の登れる灯台16基のうちのひとつだそうです。
300円の参観寄付金を支払うと、灯台の内部に入ることができます。中は螺旋状の階段が続き、結構傾斜がきつく、天井も低いことから上るのが少し大変です。実際頭をぶつけてとても痛い思いをしました。しかし痛い思いをしても登る価値はあります。
最上階で灯台の外に出られるのですが、その景色の美しいこと。当日は風があったものの天気も良く水平線がとてもきれいに見えました。景色でここまで心が揺さぶられたのは久しぶりです。海に吸い込まれてしまいそうな、それでも心地よい不思議な気分になりました。
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灯台の眼下には「南房総国定公園 野島崎(白浜野島崎園地)」という公園があります。灯台周辺を散策できるのですが、房総半島最南端の碑があったり、いろいろ楽しめます。
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一番の目玉は岩場の上にあるベンチ。カップルのための特等席で、朝日と夕日の両方を見られるスポット。「このベンチに2人で座ると幸せになれる」という言い伝えがあるそうですが、岩場を登るのが結構きつい。登ってみましたが、年配者もいたので転がり落ちないかと、正直ヒヤヒヤしました。岩場のベンチに行くなら、スニーカーなど歩きやすい靴で行く事をお勧めします。
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周辺には、平日にもかかわらず結構な旅行客がいました。中には外国の方々も結構おり、近くにある神社を参拝したり楽しんでいる様子でした。美しい景色、他では見られない景色があれば観光客は呼び込めるのだと改めて感じました。
宿泊は、野島埼灯台から車で数分の「割烹旅館 清都(きよと)」さん。海沿いの道の脇にある宿で駐車場から日の入りを見ることができました。
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お風呂は、大浴場もありますが部屋にも露天風呂があり、きれいにライトアップされています。寒くなってきた時期なのでゆっくりはいられませんでしたが、夏などは海風を感じながら、外気浴をゆっくり楽しめます。
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また、お料理が素晴らしい。海の近くだけあって魚料理がとても美味しいです。お刺身はもちろん、煮付けや鯛釜飯など海の幸を中心に、食べきれないほどの量をいただきました。大満足です。
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以上が、南房総一泊二日の旅行記です。都心から車で2時間くらいあれば行くことができ、イメージよりとてもアクセスが良いです。これをお読みいただいた方、旅行先候補の一つにしていただけたら幸いです。
日本各地には、自分が知らない素晴らしい景色や食事など魅力的なコンテンツがあるのでしょう。地元の方にとっては当たり前であったとしても、外から来た人には魅力的な事は、よくある話です。私はあまり海外に行ったことが無いのですが、和食好きとしては、これからも日本国内の素晴らしい場所・美味しい食べ物を探して、旅を楽しみたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪