人生を取り戻したい

甲状腺機能亢進症からの甲状腺機能低下症と、肥満とGLP-1ダイエット。甲状腺ホルモン低下による気力減退の事。良くないオススメできない内容が書いてあります。

私は10年前まではそれなりに重いバセドウ病だったが、アイソトープ治療などでチラージンsを飲んでホルモン安定化を図っている。

ただ、予後が悪く、30kg以上の激太りや、感受性や気力の低下、結果として足まで悪くなるという最悪の事態になっている(繊細な人だったら自害してると思う)

今はGLP-1も使って、最大よりも10kg程は低下している。足のためにももっと注射単位を増やそうかと考えたが、色々微妙な気持ちがよぎった。

GLP-1を沢山注射して、人は幸せになるのだろうかと? これは本当に人によると思う。痩せて見た目が良くなったり、体への負担が減るのは大きなメリットだ。

ただ、GLP-1で痩せるというのは、基本的に食欲が減退してのこと。胃もムカつくし、食べる楽しみはかなり減った(個人差はあるかもしれないが)。そして、この薬は単位が大きくなると、それなりの値段になってくる。

ちょうどプールに行って頑張ってトレーニングしている時にこの事を考えていた。プールから出ると大きな疲労感があった。その時に「多分そもそもの肥満の原因を無くさないと、いくらマンジャロを使っても不幸になるだけだな」と思った。

私の場合はアイソトープで甲状腺を破壊してからの、低下症からの肥満である可能性が高かった。気力減退などもそうで、数年前までは夕焼けを見ると涙を流していたような人間が、今は北海道放浪しても対した感動も無い(慣れもあるけどね)

で、実際改めて血液検査したら、T3の値が正常値を割っていたりこの辺も疑問なんだけど、これって実はマンジャロの副作用ナンジャないかなと。


T3には痩身効果や筋肉増強効果もあると言うので、やはりここをどうにかしないといけないと言うのは深く感じた。10年くらい前の私は病気対策でのトレーニングで、日常的にランナーズハイ状態で、運動にも喜びを感じていたので、泳ぐ事が人生の喜びだったんだ。

その辺はちょっと前に色々調べて、T3での治療をしてくれるクリニックは探して今補充療法中。

ただ、真っ当な先生なので、私が望むくらいの人体実験的な治療はしてくれないだろうなと思った。T3は副作用も大きいから。

ただ、私の人生的にはもはやそういう問題では無い。数年前まで夜遅くまでものづくりしたり、日常的に運動会していて長距離歩けた人間が。

足も故障したとはいえ、老人のように衰弱して、夜19:00以降はベットに入って酒浸りか、薬飲んで遅くまで寝ているかと言う。この酷い状況。親が死んだらおそらく生活の全てが崩壊する。

調べたらT3製剤はネット通販で買える。t3はダイエット薬としても一昔前に流行ったのだ。私は甲状腺を破壊してしまったので、回復がもう見込めない。どの道一生薬漬けなら、これ飲んで自分を実験台にしてやろうかと。昔のように。

これは絶対に人には勧められないけど、私にとっては筋肉が自分のアイデンティティだった時期もあるんだ。あと、今は色がない世界を生きているように感じている。覚悟を決めないと行けないが、自分のQOLと尊厳のために、リスクは承知で試して見る。一応医療従事者なんで、色々気にかけながら

精神的にも肉体的にもだけど、衰弱と言うのは最初大きな戸惑いがあるが、結構慣れてしまう。体も精神も弱ると、実際に今までできた事が出来なくなる。それどころか同じようにする事が苦痛になり、受容せざるを得なくなるからだ。

私も以前は日常的に運動をしていた。運動も努力もしないで怠惰に見える人間を責める人もいるが、それは人によって素地が違うので仕方ないんだよね。

私も筋肉の女神に愛されている時は、頭がおかしいくらい泳いでいた。ただ、筋肉の女神が私に背を向けて(おそらくT3低下のために)、運動しても泥のような疲労感しか対価がなくなって来たら、運動するのが怖くなった。

この方法で失敗したら、今度は牛の甲状腺でも手に入れて試して見ようかな…生体由来のナチュラルなホルモンを求めて。

 補充療法してくれた先生には申しわけないけど。数値の正常化しか頭にない医師が多い中、珍しく患者の不快症状をどうにかしてくれた先生だからね


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