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【休職のリアル】休職を勧める人がいるけど、実際はお金がキツくて微妙

目次

  1. 休職中の収入は傷病手当金

  2. 休職中の行動は病状と経済状況によって左右される

  3. 結局、休職中にお金がないと健康じゃない

  4. リワークは有用だけどやってる感の満足度はあるが生活費がないとあまり意味がない

  5. お金のかからない趣味を持ってるならかなりおすすめ

概要

休職は心身の回復のために必要な手段ですが、現実的な課題も多く存在します。私はこれまでに4回の休職を経験しました。その中で学んだのは、傷病手当金の受け取り方や生活費のやりくり、リワークの実用性、そしてお金のかからない趣味の重要性です。本記事では、休職中に直面する現実とそれに対処するためのポイントを解説します。これから休職を考えている方や、すでに休職中の方に少しでも役立つ情報をお届けします。


1. 休職中の収入は傷病手当金

休職中の生活を支える大きな柱が傷病手当金です。手取りが20万円前後だった私は、社会保険料や税金が差し引かれた13~14万円が支給されました。この金額は東京都の生活保護水準に近く、最低限の生活は可能です。ただし、申請から振り込みまでに2か月以上かかることが多く、その間の収入確保が課題となります。また、精神疾患での休職中には一時的に生活保護を受けることも可能なので、自治体への相談をおすすめします。


2. 休職中の行動は病状と経済状況によって左右される

休職中の行動は、そのときの病状や経済状況に大きく影響されます。調子が良いときにはお金のかからない趣味に没頭できる一方、悪いときは寝たきりになることも。休職後に体調がさらに悪化するケースもあるため、心の準備と覚悟が必要です。


3. 結局、休職中にお金がないと健康じゃない

休職中にお金がないと、精神面と身体面の両方で健康を損なう可能性が高まります。例えば、外食やコンビニ食に頼らざるを得なくなり、栄養バランスが崩れることがあります。さらに、経済的な不安が精神的な負担を増幅させ、体調が回復しにくい悪循環に陥ることも。休職を決断する際は、経済的なストレスと仕事のストレスを天秤にかける冷静な判断が求められます。


4. リワークは有用だけどやってる感の満足度はあるが生活費がないとあまり意味がない

リワークは職場復帰を目指す上で有用ですが、収入がないため経済的な余裕がある人でないと参加が難しいのが現実です。通勤の練習や復職へのアピールとして効果的ですが、交通費や昼食代の負担も無視できません。人とのコミュニケーションが苦ではない場合は、グループワークが気分転換になることもあります。


5. お金のかからない趣味を持ってるならかなりおすすめ

休職中は、お金を使わずに時間を過ごす工夫が重要です。精神疾患の回復には数か月単位で時間がかかることも多いため、段階に応じた趣味を見つけることがポイントです。急性期には寝るだけでOK、回復期には散歩やソシャゲ、再発予防期には資格勉強や読書などがおすすめ。特にソシャゲはお金がかからず長時間楽しめるので有効です。これらに没頭することで、生活のハードルを下げて心身の回復を目指しましょう。


まとめ

休職は心と体を休めるための大切な期間ですが、その裏には経済的な課題や生活の工夫が必要不可欠です。傷病手当金や生活保護の活用、リワークの選択肢、お金のかからない趣味の発見など、さまざまな知恵が休職を乗り越えるカギとなります。無理なく自分のペースで回復を目指し、生活を支える方法を探ることで、休職期間をより充実したものにすることができるでしょう。

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