おはよう、もう辛くない。

涙を流す分だけ強くなれるなんてのは嘘だ。
涙を流せば流すだけ弱くなっていく一方だ。

みんなの前では笑い、過ごし。
ふと独りの夜に
思い出せば泣くほど辛い出来事だってあるだろう。
人に簡単に言えな無いような悩みだってあるだろう。
皆みたく「楽しくしている場合じゃない」って思うだろう。

今はちょっと運が無いだけかもしれない。
運は自分ではどうすることも出来ない。
でもずっとこのままなんてあり得ない。

困ったときは誰かの手を借りれば良い。
あなたがその気になれば助けてくれる人は必ず居る。

今動けないなら無理して歩く必要はない。
歩けないなら、倒れてしまうなら
歩けるように、倒れないようにする方法はいくらでもある。
そうやって人は人生を生きていくのだ。

どんな一日であろうが今日というこの日は二度とやってこない。
漫画やアニメを見て泣き、笑い。
自分の人生に飽き飽きする。
でも今、あなたは生きている。

それだけの事で良いと思う。

生きることが素晴らしいなんて思える日が来るのかなんて分からない。
でも悩んでるあなたに捧ぐ言葉ならいくらでもある。

泣きたい日は泣く。
笑いたい日は笑う。
ありのままのあなたで居ても誰も文句は言わない。

苦労を抱え、さらにその苦労を越えたのなら
自分を誇らしく思ってもらいたい。
あと何回朝がくるたびに「おはよう」と言うのか
考えてみてほしい。

泣いたり悩んだりする人生は美しい。

目に見えない拳で何度も殴られ耐えてきた自分を
誇らしく思えば良い。
「もう辛くないよ」と言いたい。

泣いたり悩んだりするあなただからこそ美しい。

思い通り行くことが少ない世の中で
目的も夢も見えない。
だが残酷にも時は経って
どんどん毎日という過去が去っていく。
そうして明日も新しい日々が待っているのだ。

時に自分の思いの丈を投げ出すことも大切だ。
自分を隠さず、想いのままに話すことで
誰しも同じ思いがあることに気がつくはず。

不安な心や抱えた悩み
現実と理想を彷徨う前に
立ち止まる勇気を忘れてはいけない。
つまり、自分と向き合うことを忘れてはいけないのだ。

もう振り返りたくない過去でも
これからの幸せの数を数えていけばいい。

今を急がず　
流れに身を任せ
気負わず　
あなたらしく。

あなたにしかできない笑顔を見たい。

些細な願いも
小さな幸せも消えてしまいそうな毎日だ。
目の前にある物ももう信じられなくなった。
でもまだあなたは素晴らしい人生の途中に立っている。
必ずまた再び笑える日が来る。