私はここに居るよと叫びたい
ひきこもりの方には分かって頂けるのではないでしょうか。
毎日家の中で、部屋の中で、静かに自らの生死を問う中で
自分の価値や生きる意味など無いことに気付く。
「何者にも成りきれていない自分」へのやるせなさに苛まれる。
でも同時に「自分はここに居るんだよ」と
誰かに気付いてもらいたいことに、気付く。
傷つきたくなくて人から逃げているのに
誰かに自分の存在を気付いてもらいたい。
あわよくば、自分の存在価値なるものを誰かに認めてもらいたい。
何もしてないけど
何もしてない自分そのものを認めてほしい。
私達ひきこもりはそのように願うのです。
失う肩書も立場も役割も何もない私達ひきこもりにとって
一番欲しているのは何か。
仕事?それとも友人?
どちらでもない。
社会的な地位や称号のうえで成り立つ肩書は諦めている。
友人の作り方なんてとっくの昔に忘れた。
ここから先は
806字
¥ 150
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?