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【創作語り】登場人物は簡易版でもデータシートを作成してる話

久々に、創作のこだわりについての話。

小説は基本的に文字情報がすべてなのですが、
文字情報って、実は視覚情報でもあると思ってます。

なので、ノベル創作時には、簡易版でも登場人物のキャラデータ(設定)シートを作るようにしてます。

■基本情報
属性:名前、年齢、職業
外見:身長、体重、髪の色、瞳の色、肌の色、体格
話し方:一人称、二人称、三人称、口癖、語尾

■特殊設定
人間関係、好きなモノ、嫌いなモノ、得意なこと、嗜好品、過去の出来事、ストーリー上のトピックス、スキルや能力、信条、格言、……他
*随時追加

一人称にしても、「ボク」「僕」「ぼく」とキャラ別に決めて使い分けると、個性の記号化ができる。
さらに、一人称だけでなく、しゃべりかたのクセや語尾、よく使う言い回し、決め台詞もあると、わざわざ名前を書かなくても誰が喋ってるかわかっていいな、ともなります。

語尾が違えば、それだけで掛け合いもわかりやすくなりますし。
相手によって話し方を変えるというのも、このデータベースに残しておけばよし!

ひらがな、カタカナ、漢字で変わるニュアンスは結構大事な情報なんですよね。
子供がしゃべるときには、できるだけ漢字をひらがなに開いたりも。
逆に、中身が大人の場合は、見た目子供でも漢字や難しい言葉をめちゃくちゃ使ったり。

あと、この辺にこだわっておくと、キャラが誰かになりすまし中とか、演技や騙りの伏線や仕込みとして使えて良き。
こういう細かいとこに気づいてくれる探偵気質の方は、ここをヒントに、「あ!」ってなってくれるので、仕込みがいもあります。
嬉しい。

ちなみに、このデータベース、
シェアワールドとかコラボとかリレー小説とか、複数人がキャラを共有するような企画ものでも活躍!
キャラのブレが最小限に抑えられます。

そして、二次創作にも役に立つのですよ。
「脳内再生余裕」「セリフがキャラの声で聞こえる」っていってもらえるとめちゃくちゃ嬉しいですもの。

オーダーメイド物語を作成するときには、ご依頼主さまのSNS投稿や記事から一人称や喋り方を参考にしてく場合もあります。
評価にブレのない方は、そこにこだわりがあったりもしますし!

PBWというTRPG的なゲームにプレイヤーとしてもライターとしても参加してたので、ベースはそこを参考に。

さらに、キャラクターの履歴書として作り込む場合には、荒木先生著作の「荒木飛呂彦の漫画術」がめっちゃ活躍するのでオススメ!

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