J.Y.Parkの卓越した指導法
皆さん、こんばんは。
法政大学キャリアデザイン学部の久保です。
来週からゼミが対面授業になるそうでとても嬉しいです!
今年は、今までzoomでの授業が続いていたため、久しぶりの登校になりそうです!
てことはおいといて、
今日は、「指導法」について、今話題のJ.Y.Parkさんから学ぶことをまとめていきます。
というのも現在、私は母校で野球部の学生コーチとして、高校生に指導している立場であり、選手の指導や育成に励んでいます。
そのため、今回は「指導法」に大きな評価を受けているJ.Y.Parkさんの指導技術や育成方法について学び、自ら実践していきたいと思います。
まず、J.Y.Parkさんとはどのような人なのか、ご存じでない方もいると思うので紹介させていただきます。
彼の名前が日本で有名となったのは日韓合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project」の存在です。
これは、「グローバルに活躍できるアイドルグループの結成」を目指し、韓国のJYPエンターテイメントと日本のソニーミュージックが開催したプロジェクトです。
そこで、人気グループのTWICEや2PMなどを手がけたJ.Y.Parkさんがプロデューサーとして加わり、さらに注目を集めました。
Huluの密着番組『NiziProject』や日本テレビの情報番組『スッキリ』で放送され、私もたまに拝見させていただきました。
オーディションは、東京をはじめとし、大阪、札幌、ハワイ、ロサンゼルスなどの全10都市で開催され、なんと約1万人の応募から26人が選抜されました。
その後、東京合宿を経て選ばれた13人は、デビューに向けた本格的なトレーニングを受けるため韓国合宿へと向かいます。
テレビで注目となったのは、オーディションでのパフォーマンス直後にJ.Y.Parkさんから候補生へと送られるアドバイスや指導についてです。
それでは、どんな指導法が効果的なのか、J.Y.Parkさんは、どのようなことに気を付けて、指導されているのかを見ていきます。
まず一つ目は、
相手を知ったうえで評価すること
☝J.Y.Parkさんは、褒めることも叱ることも、どちらもその生徒について、しっかりと知ることが一番大事だとしています。生徒のことを知らいないで評価することは、全く意味がなく、効果もなくなってしまうといいます。
そのため、指導する際は、生徒に対する関心と愛が大切だそうです。
そして二つ目は、
Goodが先、Mottoを後に伝えること
☝良いこと(Good)は、最初に伝え、もっと改善すべき点はあとで伝えることで、生徒側が指導内容を受け入れようという気持ちになります。
私も生徒の立場になった時、いきなりダメだしをされてしまうとテンションが下がってしまいます。
「良いこと→もっとどうする」の流れを意識して伝えることで、生徒は、悪い点も受け入れて、直そうと努力していくのだと思いました。
次に三つ目は、
具体的で的確なアドバイスを与え、明確な宿題を与える
☝あいまいな表現では、生徒側もイメージしづらく、具体的でピンポイントなアドバイスが参考になります。
そしてアドバイスを与えるだけでなく、いつまでにどんなことをやってくるか(宿題のようなもの)を双方で確認します。
私がここで大事だと感じたのは、アドバイスで終わるのではなく、次に繋げる宿題を出してあげることです。
そして、選手や生徒は、宿題や課題練習を取り組み、またフィードバックを得ることで成長できると思います。
そして四つ目は、
盲点の窓を伝えること
☝「盲点の窓」という言葉は、聞きなれない人がほとんどだと思います。
「盲点の窓」とは、生徒や選手本人が未だ気づいていない自分自身の魅力のことです。
生徒本人が気づいていない自分の魅力を指導者が伝えることで、生徒は自己理解が深まり、パフォーマンスの自信へとつながっていくでしょう。
最後は、
敬意をもって承認すること
☝この点は、選手や生徒を育成していくうえで、J.Y.Parkさんから学ぶ最も重要なことだと感じました。
J.Y.Parkさんは、相手へのリスペクトの気持ちを絶対に忘れないのです。
指導者だからこそ、生徒を尊重し、敬意を払うのです。
これは、生徒との信頼関係を築いていくためにも欠かせないことだと思いました。
『NiziProject』を通して、J.Y.Parkさんから様々な指導法やフィードバック術を学ぶことができました。
ここで記すことができたのは、一部のみですが、一流プロデューサーから学ぶ指導法は、学生コーチを務めている私自身、とても勉強になりました。
それでは今日はこの辺で、
最後まで読んでくださりありがとうございます。