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リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し…
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#リハ塾

椎間関節性腰痛における7つのポイント

リハ塾の松井です! 今日は腰痛伸展に伴う腰痛の中でも、椎間関節性の腰痛について掘り下げてみましょう。 伸展時の腰痛を大きく分けると、腰部脊柱管狭窄症、背筋群の筋筋膜性腰痛、椎間関節性腰痛の3つに分けられます。 伸展時の腰痛と一括りにするのではなく、それぞれを分けて病態を理解することが大事です。 椎間関節性腰痛は何故痛いか、原因となる組織はどんなものが考えられるかを解説します。

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徒手技術のポイント

リハ塾の松井です! 最近、こんなご質問をいただきました。 確かに、今はかなり緩和されてきてはいますが、コロナウイルスによってオフラインのセミナーへは気軽に行ける状況ではありません。 そんな中でも徒手技術を高めるにはどうしたらいいか? 僕の意見を書いていきますね! 徒手的な技術と言っても多くありますし、僕が全てを網羅しているわけではないので、答えられる内容は限定的にはなりますが…。 僕が臨床で用いることがある徒手的な技術は、組織間リリースと呼ばれるものです。 筋肉と

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深殿筋症候群に対する評価とアプローチ

リハ塾の松井です! 臨床で腰下肢痛の訴えを聞いたら、どのように対応しますか? など、腰下肢痛を起こす病態はいくつか考えられますが、今回は「深殿筋症候群」について解説します。 梨状筋症候群と言う方が聞き覚えがあるかもしれませんが、最近は梨状筋以外の筋骨格構造も坐骨神経痛を引き起こすことが言われているため、深殿筋症候群と言われるようになっています。 深殿筋とは、後方の大殿筋、前方の大腿骨頸部、外側の大腿骨粗線と大腿筋膜張筋に到達する殿部腱膜層、内側の仙結節靭帯から構成され

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【強度と頻度が鍵】運動による鎮痛効果

リハ塾の松井です! 痛みはリハビリにおける大きな問題点の1つです。 ですが、中々改善しない痛みも多く、そんな痛みにセラピストは日々頭を悩ませているのではないでしょうか。 一方、侵害受容性疼痛や神経障害性疼痛などあらゆる痛みに対し、運動は効果的な手段の1つとされています(参考文献①)。 ただ、痛みに対して運動は効果があると言っても、どんな運動が効果的?どれくらいの強度?量?頻度?など、実際に運動を指導するにあたって疑問はあるかと思います。 今回は、運動における鎮痛効果

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痛み=安静を勧めるのは正しい?

リハ塾の松井です! 患者や利用者から「ここが痛いんです…。」と言われたら、どのように対応しますか? 「痛いなら今日はリハビリやめておきましょうか。」 「痛みがあるので安静にしましょう。」 とか、このように対応していませんか? 慢性的な筋骨格系の痛みに対して、痛みを伴う運動と痛みを伴わない運動とを比較した調査では、短期的には痛みを伴わない運動の方が少しだけ痛みの改善に効果的だが、中~長期的には差はなく、痛みを理由に運動を中止する必要はないと報告されています(参考文献①)

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神経圧迫は痛みを引き起こす?

リハ塾の松井です。 腰痛は臨床でも多く経験すると思いますが、原因は様々ですので何が問題点となっているか評価しないとアプローチも効果が薄くなってしまいます。 よくある誤解が神経が圧迫されているから痛いというもの。 生理学の書籍をよく読むと、神経は持続的な圧迫で痺れなど感覚障害は引き起こすが、痛みは神経損傷がないと感じることはないとあります。 また、神経は圧迫に強くそれくらいで神経は損傷しないということ。 痛みは本来、筋・筋膜、腱、皮膚など末梢の受容器から中枢へ伝わるの

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僧帽筋・前鋸筋活動を高める運動療法

リハ塾の松井です! 今日は肩関節の筋活動に関する論文から、どんなエクササイズがどこの筋肉を活性化するのかをまとめました。 肩関節周囲は筋肉が多く、どこを狙って運動療法をするのか、どんな運動を選択するかで効果が全然違ってきます。 知っておくと、筋肉を促通したいときにも使えますし、評価にも使えるので、知っておくべき知識だと思っています。 運動療法のバリエーションを増やしたい方も是非読んでみてください!

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股関節痛の原因組織

リハ塾の松井です! 股関節は下肢と体幹を繋ぐ関節であり、歩行など抗重力位において重要な関節であり、大腿骨頸部骨折などの股関節疾患は臨床的にもかなり多いですし、骨折が治癒したとしても痛みが残存する症例も少なくありません。 また、骨折していなくても股関節痛を訴える方も少なからずおられます。 そのような場合、股関節痛の原因組織にはどんなものが考えられるのかを理解し、その原因組織を評価し、その組織に対して介入することが必要です。 ストレッチやROMex、筋力exなどをしていて

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荷重時の膝関節痛を考える

リハ塾松井です! 臨床では変形性膝関節症(以下、膝OA)は多く担当する機会があると思います。 膝OAの問題点の1つとして、荷重時痛があります。 荷重時痛へのリハビリで、こんな悩みありませんか? 患者さんから 「何で痛いんですか?」 「これは良くなりますか?」 と聞かれて、何故荷重時に痛いのか答えることができていますか? 「筋力が弱いからですよ」 これも答えの1つかもしれませんが、筋トレしていてあまり効果が出ていないなら、考えを改めないといけません。 患者さんか

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痛みの臨床推論【関節と筋肉】

リハ塾の松井です! 臨床では必ずと言っていいほど、患者さんの「痛み」の訴えを聞きますよね。 そんな時、こんな悩みありませんか? こんな悩みを解決すべく、今回は臨床でも多く遭遇するであろう関節と筋肉の痛みの解釈を解説していきます!

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肩関節周囲炎の強い痛みへに対する臨床推論

リハ塾の松井です! 最近は臨床相談や勉強の仕方などの相談を受けることがありますが、肩関節周囲炎の中々取れない痛みについて相談を受けました。 そこで、今回は相談者様に許可をいただき、一連の相談内容と僕の回答をここで解説していきます。 などなど、自分が担当している肩関節周囲炎、あるいは肩関節周囲炎でなくても肩関節疾患で、上記のような悩みを抱えている方には参考になるかもしれません。

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臨床推論するための3つのポイント

リハ塾の松井です! 臨床で推論する中でこんな悩みありませんか? 評価は患者さんや利用者さんの問題点を把握するためには必須の技術です。 決して簡単ではないですし、僕が完璧にできているかというとそうではないですが、僕なりに評価において大事だと思う要素を挙げてみたので、参考にしてみてください! 評価において重要だと考えるのは以下の3つです。 それぞれ解説していきますね。

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鼠径部痛、臀部痛の評価

リハ塾の松井です! こんな訴えよくありますよね。 股関節にはたくさんの筋肉があるので、個別に評価して何が原因となっているかを評価しないといけません。 逆に言うと、評価するポイントを知っていれば案外すんなりと痛みが和らぐことも多いです。 そこで、今回は股関節でよくある痛みと原因の評価について解説します。

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整形外科テストにおけるポイント

リハ塾の松井です! 整形外科テストにおいて固定点を作るという視点はめちゃくちゃ大事です。 「固定点を作る」という点で考えてみると、普段の評価をする際でも、固定点を作る場合と作らない場合で比べるのが重要だと感じています。 整形外科テストでも、 などなど、色々あります。 ただそれらのテストを行うだけでも評価にはなりますが、固定点を作る場合と作らない場合それぞれで評価すると、もっと色んなことが分かります。 そこで、今回は主要な整形外科テストをピックアップし、固定点を作っ

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