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悦びとは?

「よろこび」にはいくつかの漢字がありますよね。「悦び」はどんな様子?
答えられますか。


よろこび、という漢字と感じ

語源や意図を調べてみました。

喜・・・最も一般的な文字。語源は、打楽器を打って祈りを捧げ神様を機嫌良くさせることから。与えられてよろこぶ姿を表す時に使う文字です。

慶・・・語源は最高級の手みやげ(鹿革)を持ってお祝いに行く氣持ち(心)をあらわしていることから。この文字を使う時はお祝いの時。

歓・・・もとの字は歡。偏の「かん」は鸛(こうのとり)で、神聖な鳥とされており鳥占いに使われていたそう。「欠」は口を開いて立っている人を横から見た姿で、声を出して祈ることで願いが叶えられることが語源。

悦・・・心に引っかかるものが解け解放されて神が反応して乗り移り、うっとりとした状態になっている祝(はふり)の心を悦という。自分の中から湧き上がるよろこびを表現するときに使う。


一般的に使われるのが「喜び」ですよね。これって読んでわかるように相対的な意図が在ります。

対して「悦び」は、何かと比較して○だったとか、誰かに与えてもらったよろこびではなく、自らの心のしこりが解けたことをよろこぶことなんですね。だから絶対的なんです。自分のしこりなんて誰かに見えるものじゃないですもんね。



実際に悦びとはいったいどんな感情か。

「悦び」とはどんな感情か、文字や知識としてわかったところで、さてあなたは最近「悦び」を感じましたか?

悦びをもうちょっと具体的な感覚や感情にすると、どうでしょうか。


わたしが感じている「悦び」のひとつは、体感覚的にブワっと湧いてくる感じ。

自分とフェイットした食べ物を口にした時がまさに「悦び」です。食べたら忘れる、とまでは言いませんが、それを口にした瞬間こそは悦びでいっぱいになります。


そして「あぁ、生きていてよかったなぁ」と安心感、肯定感という感覚がわいてきます。



いずれにせよ「悦び」ってまず体が感じるな、反応するな、というのがわたしの経験です。

この文章もそうですけど、言葉にすると小難しいw



何が言いたかったかというと食べることって「悦び」にダイレクトに繋がっていて、「悦び」って「生きたい」に繋がっているから、ここを繊細に大事に扱ってあげた方がいいよね、というお話でした。

食べる、ってことを大事にすると生きることへ丁寧になると思います。

それは丁寧に手をかけて食べようね、だけじゃなくて、自分が実現したい世界への手のかけ方が丁寧にもなるよね、ってこと。食べることを雑に扱う人間がいい仕事できるとは、わたしはとても思えないのです。




今のあなたのために。あなたの次世代のために。採種や栽培、堆肥づくりに必要な資材を買ったり、本当に心地よい環境にするために使わせて頂きます! 応援ありがとうございます♡感謝します☺︎