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運命の旅路について
あなたは、運命を信じますか?僕は、信じます。マイナスなことであったとしても、プラスな出来事でも、感じます。運命を。今年は、別れの年でした。「ごめんなさい、さようなら、またね」マイナスな言葉を、何回か受けました。またね、とかあればなんだか、少しは救われたような気持ちになるのですが、もう会えない、連絡も返ってこない。そういうのは、もう、嫌だなと。耐えられないな、と思うのです。だから、予防線をはって、もう恋しない。とか、勘違いしないように気をつけよう。とか、思っていたのですが、なんと年末に「運命の出会い」なんて言ったら大袈裟になってしまうけれども、あって。でも、不完全燃焼で。沈黙。沈黙が、一番辛いですよね。何も無いんですもん。言葉が生まれない、繋がりが生まれない、きっかけが生まれない。寂しいものです。なんで、こう。もっと、うまくやっていけないんでしょうね。やっていけないっていうか、スムーズに進んでいかない、っていうのが一番ぴったりするかな。僕の人生らしいです。
僕の人生、そう、うまくいったことがなくて。高校生に入ったくらいかな、まず、挫折して、ぼろぼろになって、悔しい思いをして、2年生に上がって、完璧に致命傷をくらって。終わったんです、人生。小学生の頃から、始まっていたのですけどね。そこから、そうだよね、そうなるよね、ダメだよね、失敗だよね、諦めの人生が始まるんです。うまくいかない、というのはいいんです。ただ、足が動かない。前に進めない、っていうのがとても辛くて。だけど、人に支えられ、音楽に支えられ、本に支えられ、カメラに出会って、言葉に出会って、まぁ、なんとか生きていけてるんですよね。それでも、ぎりぎりなんだけど。友人には、恵まれています。たくさんいるわけじゃないけど。
そう。運命。最近、『First Love 初恋』というNetflix オリジナルドラマを観まして。運命について、考えているんです。
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人が一生のうちで何かしらの接点を持つ人
の確率は 20万分の1
ちょっと顔見知りは 200万分の1
親しくなるのは 2000万分の1
友達と呼べるのは 2億分の1
親友は 20億分の1
最愛の人と出会う確率は 60億分の1
奇跡やばくない!!
というのがあって。奇跡、やばいんです。僕とあなた。読んでくださってるあなた。そこにいる、あなただよ。親しかったら2000万分の1だよ。ちょっと顔見知りのあなた、200万分の1だよ。それだけで、わくわくしてしまって、夜も眠れないんだもん。それより、何より、最愛の人と出会う確率。60億分の1。あなたは、どうですか?出会えていますか?僕は、まだみたいです。もう、出会っているのかもしれないけれど。電気がスパークするみたいな、きっかけがまだなのですかね。いつでも、ドンと来いなのですが。
この作品は、僕にとって、とてもタイムリーでしたし、最初は、観るつもりはありませんでした。でも、ふとTwitterで流れてきたTikTokの映像を観てから、観ようと思いました。リンク、貼れたら張っておきますね。貼れなさそうです。ごめんなさい。言葉を伝えます。
世界を救うことはできないけど、せめて半径90センチの大事な人達のことくらいは護れる男でいたい
親の期待に応えようなんて思わなくていいから、綴には自分で選び取ったものを信じる権利がある、それが間違いでも失敗でも、人生にとっては何かしらの意味があるから
前を向け!息を吸って前進しろ!傷付いたって、みっともなくたって、人生は飛び込まなくっちゃ!
これが流れてきたとき、それを観たとき、運命だ、って感じましたね。世の中には、こんなに素晴らしい言葉を生みだす人がいて、映像があって、役者がいて、スタッフがいて。背中、押されないはずがないのです。なんか、人生に絶望しても、こうして、実際に力になっている。凄いや。ありがたいな、と思います。運命に導かれています。Netflix、入られている方で、気になった人、おすすめですので、騙されたと思って観てみてください。宝石のような言葉が、散りばめられています。素晴らしい物語です。
僕を助けてくれるのは、他にもあって、自然。その雄大な、懐の大きくて、時には牙をむく、大自然。大好きです。一緒の星に住んでいて、素直に美しいと思います。極寒の北極でさえ、灼熱の砂漠でさえ、高層ビルが立ち並ぶ人工建造物の森も、海も、山も。素晴らしい。今、流行りの言葉でいうと、ブラボー!
まとめると、こんな奇跡の星に生まれて、運命に翻弄されながらも、傷ついて、みっともなくても、なんとか生きてる。それだけで、2022年はいいんじゃないか。流行病は、いつの間にか消えてなくなるのでしょうか。10年、50年、100年。続くのでしょうか。不安です。でも、ここで負けたら、病の勝ちになってしまうので、負けないように生きましょうね。流行病だけじゃなくても、心の病気、身体の病気、今も戦っている人が必ずいます。それが0になることは、無いと思います。だから、人は、人と生きるのだと思います。一緒に住んでなくてもね、心は繋がっているんです。だから、僕が守れる人だけでも、僕は守りたいなと思っています。守ることは、守られることに似ているから。大丈夫。僕、あなた、大丈夫。安心を届けたい。大丈夫、って、苦しんでいる人の嫌にならない距離で伝えたい。なんでしょうね。年末になると、しみじみしてしまいます。僕も、歳をとった。来年、どうなるかわからないけれど、「今年は頑張った」で終われる人生があと何度あるか。そもそも、あと何年生きるのか。それも、運命だと思います。心、整えて、身体、整えて。先の見えない未來を、ゆっくり生きます。
今回も、最後まで読んでくださりありがとうございました。長かったですね。なんか、まとまったようでまとまらない、運命の話でした。誰かに出会って、心惹かれて、手を繋ぐことを叶えたあなた。幸せものだよ。大事に守ってね。陰ながら応援しています。そして、誰とも会えず、泣くばかりの人生を歩んでいるあなた。大丈夫、神様が見ていなくたって、僕が見守っています。無理できず、中途半端な道を歩んでいるあなた。大丈夫、道は最高へと繋がっている。だいぶ、傲慢なことを言いましたが、そういうことです。そうじゃなかったら、苦しすぎますもんね、人生。今年最後の更新になると思います。今年も、読んでくださりありがとうございました。前にも言ったけれど、読んでくださってるあなたがいるから、書いていられます。ありがとう。2023年も、泣くことはあると思います。でも、今年より良い年に、を目標に。それを重ねていたら、晩年は過去最高になりますね。そうやって、前を向ける時に前を向いて、下向いちゃう時は、とにかく耐える。荒療治が僕の売りです。
それでは、今年も、本当にありがとうございました!良いお年を。
2022年12月27日 燈下透吏