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インサイドアウトで世界を見る

はじめに

人は物事を自分の見たいように見ています。

他人の言動を見て間違っているとつい批判したくなる時がありますよね。

だが、本当は相手の方が正しいのかもしれない。

なんて、人は誰しも過去の経験や知識を参照して世界を見ています。

どんなに自分は客観的な人間だと信じている人でも事象を自分が見たいように見ていると言う自覚からは逃れられません。

この心理に気づかない人は、自分の正しさを疑わないから、物の見方が狭く、仕事で失敗すれば、職場の雰囲気や上司・・・

つまり、自分以外の誰か(なにか)のせいにします。

自分が理解されないことを人のせいにして、相手を責める結果をますます周囲から避けられて、成長の機会を逃してしまいます。

これは物の見方から物の見方から来る行動、そして行動の結果得るものの循環が悪いせいだと良い結果を得たいなら出発点である見方を変えるしかありません。

見方に当たるものがパラダイムです。

世の中の物語を見るときに基準となる考え方のことです。

人は皆自分のパラダイムを持っていて、それが行動や態度の源にあります。

もし自分が思うような生活を送れていないなら、自分のパラダイムに問題があると言うことです。

パラダイムシフトで人生は変わる

ではどんなパラダイムにシフトすべきかということですが、そこでコヴィーは原則に基づくパラダイムを持つべきだといいます。

原則とは、国や時代を超えて、誰もがその価値を認めるものです。

例えば構成さや誠実さ、そして勇気などです。

自分は正しい相手が間違っていると言うパラダイムを持ち続けていたら、何も変わりません。

他人や組織循環など自分の外側(アウトサイドが変わらないと結果も出ないと言うのがアウトサイドインと言う考え方です。

そうではなく、自分の内面(インサイド、つまり考え、見方、人格動機が原則に合っているかに気づけ行動を変えることで、結果を引き寄せようとする意識が大切です。

この姿勢をインサイドアウトと言い、コヴィーは7つの習慣の前提として重要視しています。

7つの習慣

「7つの習慣」は、スティーブン・R・コヴィーによって書かれた著書で、個人および組織の効果的な生活と仕事の習慣について詳述しています。


7つの習慣について、誰にでも分かりやすく解説します。

第1の習慣: 主体性を発揮する (Be Proactive)

この習慣は、自分の行動や反応に対して責任を持ち、積極的に取り組むことの重要性を説いています。

主体性を持つ人は、自分の選択とその結果について責任を持ちます。

彼らは外部の状況や他人の行動に依存せず、自分自身の価値観や信念に基づいて行動します。

-具体例


例えば、朝の通勤ラッシュにイライラするのではなく、早めに出発して混雑を避ける方法を見つける。

-実践方法

自分がコントロールできることに集中し、コントロールできないことにはエネルギーを使わないように心掛ける。

第2の習慣: 終わりを思い描くことから始める (Begin with the End in Mind)

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