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『少女は卒業しない』著.朝井リョウ感想戦

以下、ネタバレを含みます。

朝井リョウ先生好きだ!!!!!!!!!!!!

恥ずかしながら初朝井リョウ先生です。
天邪鬼で逆張りオタクの私には『桐島、部活辞めるってよ』の実写映画が丁度思い出されて遠ざけていました。

じゃあなぜこの本を?というのは、現在高3の3月で卒業する私に司書さんがオススメしてくださったからです。いつもお世話になってます。

好きなところ

短編の最後のページでほんのり涙が出てくるところです。こーれは朝井リョウ先生見事。としか言いようがありません。本当にそれぞれのラストページでちょこーーっと涙が溢れてきました。

エンドロールが始まる

1番好きです。
司書さんに対して描かれているお話ですが私は自分の大好きな数学の先生に重ねました。既婚で最近パパになった先生です。

っていうか朝井リョウ先生なんでこんなに年上の先生に対する恋心を精密に表現できるんだ??????

朝井リョウ先生当時JK説、あります。

それはともかく高校の先生ってなんで魅力的に見えるんでしょうね。同年代の男子は女の子にとって精神年齢が低すぎるものなのかも。
それに比べ落ち着いてかっこいい先生方、、、。
良い先生は大体結婚してます。(断言)

タイトルもいいですよね。"エンドロール"っていう終わりを告げるものが今から"始まる"という矛盾してるようでしてない。けれど最終的に待ってるのは"終わり"だということ。エモ。最後にタイトル回収するところでハーーーーーッッッってなりました。

ふたりの背景

これも好き。美術部は静かな人が多い。という固定概念を上手く使って誘導された感じがあります。真紀子がどうだなんてすっとばしてあすかちゃんと正道くんを見ていたい。黒髪のままかな。
最後はもう泣くしかないだろう。泣いた。

男子は精神年齢が低いとかなんや言いましたが寺田の足の甲はキャベツではTheおバカそうな寺田くんのカップルが出てきますね。一気に俗な会話になってびっくりしつつ、私はこんな高校生活送らなかったなとか浸りつつ、、、言わなきゃ。の度に辛くなりました。高校生は酷だよ〜〜〜。
たぶんどこかで再会してまた付き合うでしょ(投げやり)

私的には最後に夜明けの中心のような話を入れてきたのが驚き。あ〜〜〜、まじか〜〜〜。と思いながら空を見つめました。
香川、お前ってやつは、、、。

まとめ

面白かった!!!!!!!!!!
次は正欲読めって言われました。引きずるらしい。最後に読もう。(新しく8冊借りた)

本はやっぱりいいね。図書室最高です。


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