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「Mary Poppons」を読んだ中二女子の感想
不思議な雰囲気の大人って言ったら、子どもからしたら親しみやすくて面白い人。
ってこれまで色々な本とか児童書とかを読んできて、そういうイメージがあったんですよ。
でもこのメアリー・ポピンズはそういうのとはまたちょっと違う感じがするなぁと思いました。
Michaelのことを本気で𠮟ったりしていますし。
JaneやMichaelから見たら、ただ普通に面倒を見てくれている人で、不思議なことに変わりはないんですけど驚いたのは最初だけで、すぐに馴染んだのかなと思います。
メアリー・ポピンズ。映画の宣伝で傘で飛んでいるところを見た、というそれだけの知識だったのですが、面白かったです。
むしろ、この本がどうやって映画になっているのか気になります。
長編といえば長編ですが、これ、全部に同じ登場人物が出てきて同じ舞台の短編集みたいな感じだと思うんですよ。
この章と章の間をどうやっているのか、とても気になりました。
映画、見てみよっかな・・・。
そう。それで、メアリー・ポピンズが意外と普通の大人に近い感じがしたんですよね。
なんというか、全てが普通の大人であるという訳ではないんですけど、必要以上に子どもを尊重してくれる訳ではない人。みたいな。
子供から見た不思議な大人で陽気な人って、子供の意見も大人の意見のように扱ってくれる人。そういうイメージがあるんですよ。
だからなんというか、人気な先生みたいな感じだなぁと思いましたね。
メアリー・ポピンズは。
あくまで個人の意見ですが。
(メアリー・ポピンズ、小学校の先生になったらたちまち大人気だと思いますよ。)
でもお別れの時、Michaelにコンパスを残していったのには粋だなぁって思いました。
これに関してはMichaelを大人扱いしてくれているような気がします。
・・・。そんな感じでした。
いつも小説を読んでいるとき、これどうやって終わるんやろう?と考えてしまうことが多いんですよ、私。
でも「メアリー・ポピンズ」に関しては終わることを忘れていました。
たぶん予想しようと思えば予想できたのですが、そもそも考えていなかったんですよね。
最後の数ページになって、そっか。行っちゃったんだ・・・。みたいな。
内容とかメアリー・ポピンズの雰囲気が考えさせなかったのかなぁと思います。