「へんな星たち」を読んだ中三女子の感想
冬になると、星が綺麗に見えますよね。
どれがどんな星か、わかったら素敵だな~と思って、読んでみました。
ただ読んだからといって、星座が見分けれらるようになる本ではない・・・。
どれがどれなのか全然わからないままですが、星たちの世界を覗いてみるのは楽しかったです。
一番印象に残っているのは、4章の「かんむり座R星」ですかね。
肉眼でも観測できるらしく、突然減光するのだとか。
これなら私も観察できる!と思って。
星の勉強が進んでどの星がどれなのかわかるようになってきたら是非やってみたい。
それから、空にある星の半分ほどは連星系といって、二つ、三つの星がこう、巴みたいにぐるぐる回っている星なんだとか。
これを知ったからって日常の何が変わるわけでもないのですが、なんだか面白くないですか?
それから宇宙広しといえども、太陽の3000倍とか6000倍とかの星はなかなかないとか。
大きな恒星は爆発しそうなものなんだ、とか。
知ってどうこう、な知識でもないですが「ほへ~」と思いました。
この本を読んだだけじゃまだ理解できていない部分もあるので、他の星の本も何冊か読んでみようかな、なんて思います。
それから、これは星というかなんというかな話なのですが、天体望遠鏡を使うのに予約が必要だったり、観測の技術を持っている人がいないといけなかったり、科学って意外と人力じゃないといけないんだな、と思って。
なんか高性能な分析機器を使ったら何でも分かって、その結果がなぜ出てきたのかを考える、とうのが科学みたいな。
そんな感じのイメージだったんですよ。
でも、この本を読んでいるとなんか、観測するために全世界が協力して頑張ったりしいて。
筆者の鳴沢真也さんの星愛溢れる解説からかもしれませんが、意外と泥臭いものなのかも?なんて思います。
鉱物の時にも思いましたが、科学って人間らしい営みなんだな~と思うんですよね。