「The House at Pooh Corner」を読んだ中二女子の感想
「プー横丁にたった家」
「くまのプーさん」の続編です。
この前読んだ「くまのプーさん」があまりに面白かったので、続編も読んでみることにしました。
ティガーって続編で出てくるんですねぇ・・・。
今回も可愛いぬいぐるみたちの物語、かわいかったです。
はじめのあらすじを書いてあるところでプー横丁が大きな町になっていくみたいなところがあって、わぁ!楽しみ!と読み始めたのですが、イーヨーの家を作ったところから忘れてしまっていました。
最後から二番目と、最後の章を読んだときに思い出したんですよ。
とんでもない町を作るって、こういうことだったんですねぇ。
ただ移住者が増えるだけなのかと思っていました。
最後は泣きました。
本当に、なんか、クリストファー・ロビンとプーさんが「絶対に忘れない」って言っているところなんて、もう・・・。
「くまのプーさん」のことがあったので、プーさんシリーズが続いていなくてもプーさんとクリストファー・ロビンたちの物語は続いていくんだと思い込んでいたんですよ。
なんか、もう、切ないし寂しいです。
プーさんって「くまだから脳が小さい」みたいなことを言っていますが、結構色々考えてるよねって思います。
本当、学力がすべてじゃないんだよなぁって。
字が読めなくても、ウサギさんみたいな作戦が立てられなくても、人を幸せにすることができる人っているんですよね。
プーさんのそういうところがいいなぁって思います。
牧歌的というか、吞気というか、悪いことができない。という感じ。
動物たちクリストファー・ロビンと一番仲がいいのもプーさんな気がしますし。
この本の中で私が一番好きだったのは、「In which Tigger is unbounced」のところです。
プーさんとピグレットとイーヨーの朝ごはんを嫌だって言ったり、わざとじゃなくてもイーヨーを川に落としてしまったり。
うっかりでウサギさんに嫌われてしまうようなことをしていたちょっとイケてないティガーでしたが、この章で皆の仲間入りができたのかなと思います。
カンガとルーが来た時に追い出そうとしていたのもウサギさんでしたし、ウサギさんにも保守的過ぎるところはあるのかなと思いますが読者の私もちょっとティガーに腹が立っていましたから。
腹が立ったというか、なんというか・・・。
「この人、ちょっと苦手だな。」レベルですけどね。
でもこの章でウサギさんにも認めてもらえて、やっぱり本当の意味で森の仲間になれたのかな、と思って。
このほのぼのした感じが、やっぱり好きです。
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