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東京勤務への憧れ(化学メーカー開発の就活体験記)

はじめに

初めまして。景山と申します。地方国立大学院でバイオ系の研究に没頭。その後、就活にかなり力を入れた結果、大手化学・化粧品メーカーに複数内定ができました。ノウハウと行ったらおこがましいですが、そういった体験を共有するべくnoteを書いております。ほかには、研究開発職として働く奮闘記として赤裸々につづったり。ほか副業・投資などについても書いております。

今回は、ぬぐえない東京勤務への憧れについて、赤裸々に書いてみました。

新幹線にて思うこと

「まもなく~東京~東京~」もうすぐ終着だ。窓の外を眺める。東京はただの通過駅――それだけなのに、正面の電光掲示板に映る、オレンジ色の文字を見ると、胸の中に小さな高鳴りがある。
短い時間で僕の頭の中には、過去の思い出がよみがえってきた。


就職活動を控えていた大学院時代、僕は「東京で勤務する憧れ」を捨てきれずにいた。大学で化学を学ぶと高校時点で決めたあたりから、自然と東京で働く世界線は失いつつあったのだが、いざ就活を間近に控えると、モヤモヤがふつふつと湧き上がるのだ。


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