生活習慣とモナリザ症候群の恐怖
【臨床メモ】
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「モナリザ」とは関係ありませんが、
モナリザ症候群。食事を抜いたり、食事時間が遅くなったり、不規則な生活を送るといった生活習慣の頭文字を組み合わせたもの
✅モナリザ症候群とは、
交感神経の働きが低下して代謝が悪化し、肥満になりやすくなる状態
名前の由来は「Most Obesity kNown Are Low In Sympathetic Activity」の
頭文字
✅原因
自律神経の乱れ。交感神経と副交感神経のバランス、働きが鈍る。
交感神経は日中の活動時に活発になり、エネルギー消費を促進するが、
生活リズムの乱れやストレスによってその働きが鈍くなり、
基礎代謝が低下し、脂肪がたまりやすくなりる。
不規則な食生活、睡眠不足、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどが原因と考えられる。
✅モナリザ症候群の特徴
・食事制限や運動をしても痩せない
・体がだるい、疲れやすい
・冷え性
・肌荒れ
・便秘
など、様々
✅太る原因
代謝が低下すると、消費されるエネルギーが減ってしまうため、
摂取したカロリーが脂肪として体内に蓄積されやすくなる。
いくら食事制限や運動をしても、なかなか体重が減らないという状態
✅モナリザ症候群を改善するためには
・交感神経と副交感神経のバランスを考える、日中に交感神経を働かせる
・生活習慣の見直しが重要
・昼間にアクティブに動き、夜はしっかりした睡眠をとる
・スマートフォンの使用を控えるなど、睡眠の質を高める工夫も効果的
・3食バランスの取れた食事、バランスの取れた食事を心がけ、
間食は控える
・適度な運動、軽い運動を習慣、代謝を上げる効果
・ストレス解消、ヨガや瞑想など、自分に合ったリラックス方法
・正しい入浴法:シャワーで済ませず、湯船につかる
✅まとめ
・モナリザ症候群は、生活習慣の乱れが原因で起こる可能性が高い
・生活習慣を見直すことで改善できる可能性あり
・モナリザ症候群に当てはまると感じたら、
生活習慣を見直すことをおすすめします。
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