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朝のルーティン見直しで、気分よく出社しよう!

こんにちは!
梅雨入りして、ジメジメした毎日が続きますね。
皆さんいかがお過ごしですか?

さて、今日は、ウェルビーイングを語るには欠かせない健康面、今の時期特有の『季節性ウツ』のお話をしようと思います。最近なんだかエネルギー不足だなと感じる方は、朝のルーティンにあることを付け加えるだけで、ぐっと幸せを感じやすくなるかもしれません。ぜひ最後までお付き合い下さい。

『季節性ウツ』の原因は?

『ウインターブルー』って聞いたことありますか?
寒い時期に現れる季節性のうつ病のことです。これには日照時間が関係していて、10月ごろから不調を感じ始め3月頃には治っていくのが特徴です。これと同じ現象が、この梅雨の時期にも起こるんですね。
うつうつとしてくることの原因は色々あると言われていますが、一つは脳内神経伝達物質のバランスの乱れなのだそう。

◆うつ病の原因の一つは脳内神経伝達物質のバランスの乱れ
人間の脳は約1000億個の神経細胞からできています。そして、脳内での情報(命令や指令)は“神経伝達物質”という物質の仲介によって、細胞から細胞にスムーズに伝えられるシステムになっています。
バケツリレーをイメージしてみると分かりやすいかもしれません。しかし、うつ病の人では、この神経伝達物質のうちセロトニンやノルアドレナリンという物質が減少してしまい、情報がスムーズに伝わらなくなります。セロトニンやノルアドレナリンは意欲や活力を伝える働きをしているため、この情報の伝達がスムーズにできなくなると憂うつや意欲の低下など、うつ病の症状が現れるようになります。

めぐろ駅東口メンタルクリニック 院長 堺 英彰先生


日本人は遺伝的に、幸せホルモンセロトニンを作るのが苦手な人が多いのだとか。ただでさえ幸福を感じにくい性質の体を持っているのに、梅雨に入って、くもりや雨が多くなって、「最近輪をかけて心配性だな私」と感じる人は要注意です。

季節うつの予防策は?

季節うつの予防策はずばり、「朝起きたら窓から1m以内に15分居ること」です。
うつ予防に効果的なのは、運動の他に、鉄分、タンパク質など足りていない栄養素の摂取、そして生活リズムを正し自律神経を整えることだと言われています。体に朝が来たと知らせるためには2000ルクス程度の光の量が必要です。外に出なくても窓際なら十分その光の量を満たせます。いつもの朝のルーティンを窓際で行ってみてくださいね!

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