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メールでどこまで言いますか?

仕事をしているとメールが来る。が,中には「おや?」と思うものがある。
相手は色々考えた結果として送ってきているのだろう(きっと,そうであってほしい)から悪気はないものと思いたい。

「おかしくないかい?」

それでも,やはり「おかしくないかい?」と思うことはある。というか結構ある。時にはすごく嫌な気持ちになって,どう返事をしたものか…と頭を悩ませる。
後輩や部下からのメールでは,その頼み方おかしくないかい?というものもあれば,そもそもそれを頼む事自体がおかしくないかい?と思うこともある。
それに対して何か注意したり諌めたり指導したりした方がいいのか…それとも何も言わない方がいいのか。言わないとわからないけど言い方によってはめんどくさい感じになるし…などとぐるぐる考えてしまう。
おかしいところは明確ではあるが,状況や背景によって変化する部分もあるので一概に言えないことなど含めて説明するとなるとメールが長くなりすぎるし,それでうまく十分に意図が伝わるかと言えば相手の表情も見えないので難しいところもある。一旦書いてみるか…と書いてはみるが,読み返してみると気持ち悪過ぎてやめておこうと思う。そんなことをやって数十分が取られていく。
そんな数十分が無駄だと気付いてそのことには触れずに用件のみのメールを返す。これでよかったんだと自分に言い聞かせる。

私にはどうやら書けないらしい

例を出した方がわかりやすいのは重々承知の上で,捻り出そうとしたけれどどうにも書けませんでした。
書けば書くほど無限に出てくるくらいには「おや?」と思ってはいるようです。書けば書くほどどこまで詳しく書こうかと頭を悩ませてしまい,ここでも書いては消し書いては消しを繰り返していました。
結局,どうやらいまの私には書けない ということがわかったように思います。

最後に

ほかの人はメールでどこまで言うんだろう?と気になりました。
が,いまの私の中ではそうした指導的なことはメールでしない方がいいのだろうと思っています。
そういう”お小言”メールの送信の後に,あるいは,それに対する相手からの返信を見て,自分が「よしよし」「相手のためになった」と満足したり気持ちが落ち着いたりする姿は,残念ながら想像できていないようです。
だからと言って,「おや?」と思わない,なんてことはないので悩み続けることになるのかもしれません。
どうしたらいいでしょうね,一体。

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