年間2000㎞走る喫煙ランナーの黙示録 #43 逆算の技法
『黙示録』とは新約聖書の最後の一言を示したもの。
転じて、破滅的な状況や世界の終末などを示したもののこと。
ワタクシの場合、まぁ……
肺なのかなぁ、と。
『勉強』とは最もリスクの低い投資である
これは、とあるメディアで博識の方が言っておりました。
ローリスク、ハイリターン。
これは、子どもからの『どうして勉強しなきゃいけないの?』という問いに対しての回答ですね。
それは、
学生が保護者や国から場所を与えてくれる環境というものは何にも代えがたいものだよ、そんなことを仰っておりました。
まぁ、大人になった今だからこそ『なるほど』なんて素直に思えますが、学生だった当時のクソ馬鹿生徒のワタクシにそんなモン
理解出来ないんスよ。
一応、進学校と言われる高校に通っておりましたし、学校の雰囲気的に『卒業後は進学するよね?』という空気感だったため、確固たる目標も無いまま勉強をして、現状の実力で入れそうな大学へ進学する。
当時はそれが当たり前だと思っておりました。
その後、
就職するにあたり、『これがやりたい!』という意思も無く、『大卒』という切り札を引っ提げ、そこそこ自分が出来そうで、そこそこ働き易そうな就職し惰性で働く、まーぁ当時のワタクシに
夢も希望もあったもんじゃないんですわ。
そんな姿勢で仕事に臨んでいるため上手く立ち回れるハズもなく、会社を転々とするハメに。
焦って就職すればするほど泥沼にハマり、残業モリモリで薄給、週休二日と有給、おまけにボーナスなんざ都市伝説と化したパワハラ満載のブラック企業へブラック企業へと引き寄せられていったわけですなぁ。
んで、行きついた先が
体を壊す。
とまぁ、そんなことがあり一年ほどニート生活をすることになり、たまたまワタクシの場合は運良く酒屋としてススキノの住人になり、そこから起業へ、と人生の巻き返しをはかることが出来ましたが、皆がそうとは限りませんね。
ここで、
社会に出る時点で学歴があれば選択肢が広がり、情報収集に力を入れる必要は出て来ますが多少なりともブラックな企業を引くという確率というものが減ったハズなんじゃないか? そんなことを思っている次第です。
ここでタイトル回収、『逆算の技法』
44歳になり、多種多様な人と関わるバーテンという仕事を生業としているワタクシとて世の中に無数とある仕事の3割も把握しきれていないでしょう。
それをふまえると世に出ていない学生なら尚更です、せいぜい親が就いている仕事やメディアから得られる情報くらいしかありませんよね。
ですが、そんな状況でも数字でわかることがあります。
それは
親の年収。
お金の話ですし、聞きづらいかもしれませんが世の中全ての仕事を把握しきるよりラクですし正確ですよね。
だって、数字で出ているんですもの。
これはゆるぎない事実なんです。
じゃあ、ここから何を導き出すか? ですよ。
これは
現在置かれている環境で満足できているか?
ということです。
両親の保護下にある状態で、今よりもっと生活を良くしたい! というのであれば親の年収を超えなければいけません。
現状で満足、というのであれば同等に稼げる会社を狙えば良いわけです。
ここから『このくらい年収が欲しいよね』という目標を決め、それに見合った学歴を得るという道を進めばいいんじゃないかって思ってます。
まぁ、ぶっちゃけ会社や業務を好きになるかなんて
入ってみないとわからない。
ワタクシの場合、小学生のなりたい職業のトップ10に絶対入らないであろう酒屋と飲食店経営が『まさかの天職で適職』になるとは思っていませんでしたしね。
あくまでこれはワタクシの場合なので『これが正解だ!』なんて言うつもりはありませんが、思ってもみなかったものが天職や適職になったりするものです。
ホント、人生って予測不能なことが起きるものですね。
ってことを自意識過剰なだけのクソ馬鹿生徒だった
高校一年生の自分に伝えたっかった!
とはいえ、それが無かったから今があるのでしょうね。
現状、これ以上ないパートナーと結婚し、公私供にストレスフリーの生活が出来ているというのは幸せなことだと思ってます。
それをふまえ、ランニングに落とし込むと
年間の大目標として『タバコ飲みの意地として年間2000㎞走ること』です。
逆算すると半年で1000㎞ですね。
さぁ、ここから
絞ります
3ヶ月で500㎞、1ヶ月で平均170㎞叩くと目標達成です。
とはいえ突発的な怪我や用事で走れないということを考慮すると、余裕を持たせ月200㎞は欲しいところですね。
『月200㎞叩く』これを目標にすると一か月の展望は予測が難しいので半月単位で考えます。
そこから導き出されるのは
15日で100㎞。
ここまで短い期間で考えると予定も立て易くなりますね。
日々、ワタクシは11㎞~12㎞の間で走ると決めているため、9日走れば100㎞に到達します。
そうなると
6日休んでも大丈夫。
そう考えるようになってから気持ちがラクになりました。
うっかりノルマ以上に走れた時は貯金となります。
前半で余裕を作れたのであれば後半は心に余裕が出来るわけですね。
という理論の上、本日で半月が終わる1日前に100㎞走りました。
これによって後半戦、イレギュラーなことがあって走れない日が1日増えても前半分の貯金的なもので補えるという状況になりましたね。
とはいえ、
これに甘んじることなく出来うる範囲で月単位においても後半戦に向け、早い段階に余裕をもたせてゆきたいな、そんなことを思ってます。
本日(2022/04/14)のランニング
本日は月間走行距離を切りが良く100㎞に乗せるために『最低でも11.5㎞は走る!』と決め打ちして取り組みました。
ユルユルランナーのワタクシとしては珍しいことではありますが月に1~2回、距離に対し明確な目標を掲げることがあります。
まぁ、
半分気持ち良くなっちゃってオーバーぎみになっちゃうんですけどねぇ。
それでは次回に続きます。