【アパレル販売】"レイヤリングアクション"やってるけ?🐸【導入編】
こんにちは。今年も残すところあと2ヶ月とは…信じられますかっ。
ほんのこの間まで、暑い暑いと言っていたのに、今ではお風呂にお湯を張りたくなり、朝晩はついガスファンヒーターの電源を入れてしまいます。ガス代の気になるこの季節ですが、お洒落、楽しんでますか?(唐突)
この季節、お洒落するにあたって、楽しむポイントは、なんと言っても【重ね着】ですよね。
販売員の皆様にとっては、素敵なレイヤーで自らをコーディネートするのも楽しいですよね。そして、商品同士を組み合わせてディスプレイ作りや陳列をしたりと、気合が入りますね。
洋服の「組み合わせ」は無限大で、様々な着こなしが存在しますね。
重ね着は楽しい事ですが、お客様の中には、「重ね着」のイメージやアイデアを考案する事が難しかったり、面倒に感じたり、秋冬のオシャレにネガティブな方も、もちろんいらっしゃいます。
そこで、今回は「レイヤリングアクション」の重要性と、具体的なアクションをお話していきます。
ご興味のある方は、ぜひ最後までお読み下さいね。
【レイヤリングアクション】ってなーに?
今回のお話の中心となる『レイヤリングアクション』。これは簡単に言うと、『重ね着提案』の事です。
あ、重ね着提案、やってるやってる!と思う人も多いですよね。思った人は、きっとお客様との会話の中で、接客中の商品に関して、どんな風に重ね着して着回すかをお話していると思います。
そして、この重ね着提案で、最も重要な事。それは、ただ言葉で組み合わせ方の説明をするのではなく、実際に商品と商品を重ねて見せる事です。
重ね着(=レイヤリング)を『アクション』として目の前で実演して見せながらプレゼンする事が、重要なんです。
レイヤリングアクションによって得られるもの
重ね着提案は、言葉で言うだけでなく、実演が必要であると述べました。その理由は、お客様にとっても我々にとっても、メリットがあるからです。
どんなメリットでしょう。
レイヤリングアクションによって得られるメリットは、本当に本当にたくさんあります。今思いつくだけ、ひとまず羅列しておきましょうっ。
【お客様にとってのメリット】
◆視覚的にとらえる事で、イメージが湧く
=人は脳にインプットする情報の約6割を、視覚で捉えます。『百聞は一見にしかず』。
◆重ねた時のイメージこそ、ネットでは買えない情報
=ネットで何でも買える今。リアル店舗に足を運んで良かったと思うポイントは、販売員からモノでなく"アイデア"を買った時。商品情報は、ネットで読めます。お店にある商品と商品をを重ねた時のイメージは、ネットでは見られません。販売員が提供する"アイデア"に、価値があります。
◆リアル店舗ならではの"サプライズ感"を得られる
=普段なら選ばない組み合わせを、販売員から提案される。それだけで、お客様にとって、新鮮味があって良いものです。予定調和でない、思わぬ一着に出会えたら、『今日来て良かった』と感じるはずです。
【販売員にとってのメリット】
◆接客中の商品に、他の商品をアドオンできる
可能性が上がる
=客単価・セット数も上がりますね。
まずは提案してみる事で、お客様が『ピン!』ときたり、『これじゃない』と意見が聞けたり、接客が次の展開に発展しやすくなります。
◆重ねて見せた商品。購入には至らなくても、次回ご来店時の種まきになる
=季節が進むにつれて重ね着をする、という当たり前の概念ですが、具体的に何を着たらいいか、という"アイデア"を持ち帰ってもらう事で、次回、スムーズに接客の続きができます。
◆自らの信頼を買って頂けるチャンス
=この販売員さん、自分の事を分かってくれてる。自分のために一生懸命になってくてる。分かりやすい説明だな。
そんな風に思って頂けたら、洋服の価値に自分の存在という付加価値を感じてもらえる可能性が上がりますよね。
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上記以外にも、レイヤリングアクションによって得られるメリットは、たくさんあります。
重ね着提案の定義と、そのメリットをお伝えしたところで、次回は【実演編】に入ります。基本的な事ですが、やるとやらないでは結果が大きく変わるのが、レイヤリングアクション。
ぜひ次回もお目をお通しください。
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