【87本目】チタントレック900
チタントレック900
前回の記事で、湯煎調理が大成功したことを記事にしました。
この時に使った調理器具がスノーピークのチタントレック900という登山用の鍋です。
このチタントレック900ですが、ガスバーナーを導入したとで本当に使い勝手が良くなったため今回記事にしました。
結論
チタンの調理器具はガスバーナーが相性抜群
チタンの調理器具はガスバーナーが相性抜群だと思いました。
というのも、アルコールバーナーとは違い、ガスバーナーは底面のみを熱するためです。アルコールバーナーのように、火が側面まで広がることがありません。
底面だけを熱することで、湯煎調理と相性抜群になりました。
湯煎調理とアイラップとxカップ
湯煎調理をする上でアイラップとxカップが非常に重要なアイテムとなりました。
アイラップは岩谷産業という会社の、耐熱温度120℃というすごいポリ袋で、沸騰したお湯に入れても溶けません。
xカップはシートゥサミットという会社のシリコンカップです。アイラップは耐熱温度120℃という便利なポリ袋ですが、鍋を加熱している時の底面に袋が当たっていると溶けてしまいます。家庭では耐熱皿を鍋底に敷くことで解決できますが、チタントレック900は底面の直径が10cm程度しかありません。そこでこのxカップというシリコンカップがジャストフィットして耐熱性もあり、非常に優秀なカップになります。何せ計量メモリもついています。
チタン
上記のxカップをチタントレック900のそこに敷き、食材をアイラップに入れて、ガスバーナーで底面だけ熱することができると、チタンの素材が非常に活きてきます。
チタン自体は熱伝導率が低いためです。
よく、アウトドア系のYouTubeや雑誌を見ていても、チタンは湯沸はできるけど、調理にはアルミの方が向いていると伺います。アルミの方が熱伝導率が高炒め、鍋全体に熱が行き渡りやすく、満遍なく加熱できるためです。そのため、フライパンなどもアルミ素材が多く、中にフッ素加工をして片付け安くしている製品が散見されます。
確かにアルミの熱伝導率の良さからくる調理のしやすさはありますが、熱伝導率が良いため、直接口をつけるような場合には非常に熱くなりやすいです。
コーヒーをチタンカップで飲むと、アツアツでも口をつけながらちびちび飲めますが、アルミだと縁まで熱くて火傷してしまいます。
真冬に外で鍋をしたことがある方なら同意してくれると思いますが、アルミ鍋に直接口をつける気にはなりません。チタン鍋なら火を消してから直接鍋に口をつけることがなんとかできます。
チタントレック900
そんなわけで、「チタントレック900は湯煎調理に相性抜群なのでは?」と思って試したのが前回の湯煎調理チャレンジ記事です。
底面しか熱さないガスバーナーなので、持ち手もそう熱くなりません。
しかも、アイラップでの湯煎調理なので洗い物がほとんどありません。xカップをそこに敷けば、アイラップが溶ける心配もほぼなくなりました。
そして何よりチタン製なので、遠慮なく食洗機にぶち込んでも大丈夫です。アルミ製品だと、食洗機に入れると触り心地が悪くなってしまった苦い思い出があります。
スノーピーク
スノーピークは購入して間違いない素晴らしい製品を出してくれている超優良企業だと思います。
鋳鉄ペグ、チタンマグカップ、そして今回記事にしたチタントレック900。どの製品を購入しても後悔することはありませんでした。
ちょいと付け足すと、スノーピークのマグカップやチタントレック900は、水を注ぐときにに注ぎやすいです。自宅のアイリスオーヤマのコーヒーメーカーの注ぎ口は、いつもコーヒーが垂れてしまうためシンクの中でしかコーヒーを移せません。
しかしながら、スノーピークのチタントレック900やチタンマグカップは、水が垂れません。このおかげで計量カップがわりに重宝しています。この辺は実際にアウトドアで製品を試しているからこその機能だな、と思っています。
まとめ
チタントレック900は、ガスバーナーとアイラップとxカップでの湯煎調理に非常に相性がいいという話を記事にしました。
揃えるものが多いため、「ここまで買いたくねーよw」と、アウトドアを始める前なら確実に思っていたことでしょう。
問題はミニマリズムを知ってしまった今、「これなら食洗機も電子レンジもノンフライヤーもなくてもいいのでは?」とチラリと考えてしまっていることです。
ガス缶とバーナーとアイラップが近所で確保できれば生きていける、というのはかなり安心につながります。何せコンビニとホムセンとスーパーがあれば生きていけちゃいます。
そこまで切り詰めた生活をするつもりはありませんが、そのようなことをチラリと考えてしまったのは3連休だからだと思います。
それでは皆様、明日も良い1日をお過ごしください。
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