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完璧を求めすぎないことが、組織・チームの成功する近道!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

2015年、ラグビーワールドカップに於いて、
世界を激震させたゲームがありました。
日本、並びに世界のスポーツ紙上でも、
番狂わせと呼ぶべき奇跡の勝利です。
日本代表は世界ランキング3位、
ワールドカップでも2度の優勝経験を持つ、南アフリカを下しました。

劇的なシナリオでのノーサイド。
私は「勝利は準備」であると、この試合を評価します。
もちろん80分間完璧なゲームだったわけではありません。
ピンチな場面も当然ありましたが、選手は極めて冷静な判断を下しました。
この戦いでは、ビジネスでもよく耳にする
2つのことが実践されていました。

一つ目は、ランチェスター戦略です。

この戦略に沿って、対戦チームより戦力的に劣る日本は、
リスクをなるべく回避し、近いエリアで勝負します。
ゲーム運びを硬く、粘り強く耐える戦いを選びました。
負けないチーム、守備の強化です。

二つ目は、孫子の兵法です。

「兵は詭道(きどう)なり」、即ち、
戦いとは騙し合いであるということです。
具体的には、能力があっても無いように見せかけるとか、
卑小と見せて相手の驕り高ぶりを誘うといったことです。
日本代表は、冷静で知的な選択を繰り返しました。
チームがひとつとなり、
その原動力となったのが、キャプテンであるリーチマイケルです。

何度もタックルし、ピンチをチャンスに変えました。
大きな感情の波を克服した向こう側に、
大勝利はあったのではないでしょうか。

スクラムヒューマンパワーも新年度がスタートしました。
今年度の売り上げ目標と採用人数を明確に掲げています。
10年後には「そんなことができる訳が無いと思えるほどの、
大きな目標を設定し、
それに向かって100%の努力をする」と決めています。
強烈な願望を心に抱き、潜在意識へ神道するほど強く思い描いています。

スクラムヒューマンパワーは、私の志から創業に至りました。
全ての責任は私にあります。
なので「ハードワーク」でもこなしていきます。
ビジネスは常に真剣勝負です。
自分自身に不動の心を備えることと、時には鬼になり激も飛ばします。
新年度になって、すでに2回スタッフに想いを伝えました。
言語化し、見える化し、仕組み化していきます。
私たちスクラムヒューマンパワーでは、年に4回は全社員が集まり、
仕事や人生に対する熱意が湧き上がるよう、
目標や目的、想いを伝える場を開いています。

寝ても覚めても経営を思考しています。
30年後には、スクラムヒューマンパワーが日本、
ひいては世界へ影響を与える企業になっています。
毎朝、毎晩、セルフイメージします。

そんな私の最近の大きな気付きは、
「完璧を求めすぎないことが大切」ということです。
日本人はこれまで、「完璧」にとらわれすぎてきたと思います。
それ自体は悪いことではないのですが、少しのミスも許されない、
人格否定につながってしまうということが問題だと思うんです。
部下がミスをしたとき、「お前は駄目だ」と言い続けてしまい、
否定された部下や選手は「自分は駄目なんだ」と
受け取ってしまうという負の連鎖が生まれます。
特に若い人材に多いように思えます。

リーダーには、部下や選手の長所を丁寧に探し出し、
その長所を組織の為に活かし、最大に最適に、
パフォーマンスできるようプロモーションするという役割があります。

私はチームのメンバー、顧客、地域の人が喜び、
価値を最大値まで引き上げるためなら、ハードワークを惜しみません。
そのことこそが私の人生の生き甲斐となるからです。
「ミスをするな」ではなく、
「ミスをしても気付ける仕組み作り」を行います。
相手をリスペクトし、相手と自分の長所を発揮し、
短所を補い合えるような最高のチームを作りたいんです。
そのためには自分の長所を知り、磨き上げることも必要です。

混沌とした現代にこそ、「修理固成」が必要なんです。
この地域から、結果を残せるように謙虚に成功への道を模索します。
そして次世代にバトンタッチできるリーダーを育成して行きます!


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