考えるな、感じろ!
こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。
私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。
子供の頃に、ブルース・リー主演の映画を観ました。
カンフーを題材にした有名な映画です。
「燃えよドラゴン」、見たことのある方も多いのではないでしょうか?
「燃えよドラゴン」は、ある離島での武術大会に
ブルース・リーが招かれ、妹を自殺に追いやった
犯罪組織のボスと戦うという作品です。
なぜか誰もピストルを持っていないので、
最後まで素手で戦わなければならないのですが、
ブルース・リーの最高傑作と言われています。
映画のなかでブルース・リーは、
「考えるな、感じろ! それは月を指差す時、指だけを見ているようものだ。指ばかりを見ていても栄光はつかめない!」と話します。
リーダーには人を感動させる力、人の心を振い立たせて、
目的、目標まで率いていく統率力が特に必要とされます。
リーダーの信念、熱意、熱量をもって夢を語り、
目的、目標をもって仕事やスポーツの意味、価値や素晴らしさを伝えます。
感性に語りかけ、メンバーの心が「ワクワク・ドキドキ・キラキラ」と、
感動につながることが大切なんです!
理性は、時にネガティブな感情を引き起こすこともあります。
ラグビーでは、攻撃を阻止するため、
防御する手段として「タックル」があります。
タックルとは、相手の攻撃を阻止する為に手腕を使って組み、
肩を使って相手を倒す技術です。
恐怖というネガティブな感情があると、タックルは失敗してしまいます。
トレーニングにより技術は磨かれますが、
ゲームの瞬間に、「勇気」が試されるんです。
TOSENクリーンファイターズの監督時代の事です。
キャプテンを任せた雨宮選手というリーダーがいました。
口数は少なく、言葉よりも行動、
態度でチームを引っ張っていくタイプのキャプテンでした。
上位リーグへの昇格戦で、格上チームとの対戦時です。
前半、優位にゲームを進めていた日立製作所に対して、
キャプテン雨宮の一発のタックルでゲームの流れが変わりました。
一瞬にしてゲームの流れはTOSENクリーンファイターズへ。
タックルし、ジャッカル、
反則を誘いターンオーバーからのトライへ繋げます。
感動という言葉の意味は、論語でいう「感即動」です。
「感じたら、すぐに動く」という意味だけではなく、
「感じさせることで、人は動く」という意味があります。
キャプテンの身体を張ったプレーに選手は感動し、即ちに動きました。
その気にさせる、感じさせることが人の原動力となるんです!
スクラムヒューマンパワーは、人材派遣という事業を通じて、
人を感動させる人物教育を行っています。
私自身の人間性も問われています。
今日もメンバーのやる気を引き出すことができるのか、
ワクワク感を伝えることができるのか、毎日がフィードバックです。
感性とは、感受性ではなく、求感性を本質とします。
山梨の自然豊かな環境に完成を研ぎ澄ませ、
感動させる力を持って企業の地力を伸ばしていきます!