戦国大名の読書

 戦国大名の読書について。

 上杉謙信・景勝、直江兼続、今川義元、徳川家康、伊達政宗らは、
幼年期・少年期に寺の禅僧の薫陶を受けていた。
 『論語』などの四書五経を読んでいた。
 四書というのは、『大学』『中庸』
『論語』『孟子』。
 
 五経は、『易経』『詩経』『春秋』
 『礼記』である。

 それに、兵法書である、『六韜』
 『三略』を読んでいた。

 少し難しい言葉を書いたが、
 優しくいえば、読書で戦の仕方や
 部下の統率の仕方、
 などを学んでいた。

 現代でいえば、サラリーマンが、
 ビジネス書を読む感覚である。

 また、毛利元就の家臣などは、古今集・万葉集・伊勢物語などを読んで学んでいた。
 戦国の武将も風流であった。

 戦乱の世でも、書物から懸命に教訓などを引き出そうとしていた。

 この記事は、小和田哲夫先生の
『戦国大名と読書』という本を
 参考にしました。


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