ADHDで漫画書いてるマンの漢方シリーズ01
漢方はいいぞ!
別にADHDや発達障害者じゃなくても、なにかとストレスの溜まる現代人に漢方はとても良い。ここではどちらかと言えば精神的ストレスによる不調を治したい人向けに漢方薬局の選び方や、ダメな漢方薬局の特徴などを私の実体験から来る独断と偏見をざっと書いてみた。
漢方薬局の選び方
まず保険適用内の漢方は完全にサポート用途なのでメインにはなりにくいって事を知っておこう。
そもそも漢方というものは患者一人一人の症状に合わせて調合するべきもの。保険範囲で処方される出来合いの漢方でぜんぶ満たそうとするとまず甘草という成分が一瞬でリミッターまで行くので危険。というか、一度に出せる漢方の量は意外と厳しい制限があるので出してくれません。
ドラッグストアで買うのも手ですが、こちらも甘草のリミッターが怖いのと、結局保険対応外になるので…ここはちゃんと体質や状況によって配合を調整してくれる漢方薬局をトライしてみましょう!
ベストな漢方薬局の条件とは
1、中国医学(中医)と漢方、どちらの流れも汲んでいる事。中医と漢方。似ているようで割と違いが大きいので、どっちも習得している方が良い。この部分に関しては別の記事で紹介してみたい。
2、最低でも舌診はしっかりチェックしてくれる場所。脈診もしてくれるとなおよし。腹診に関しては中医メインだとやらない場所の方が多い。腹診は漢方として発展した技術なのでオリジナルの中医では廃れている。
3、通いやすい場所にある事。
4、年末調整でお金が返ってくるかどうかチェック。
5、薬剤師さんが自分と合うかどうか…これに関してはどの病院でも薬局でも一緒ですね。
以上の五つが満たされていると最高です
効率の良い漢方薬局での症状の伝え方
1、自分の舌の状況を朝、昼、夜、寝る前の四回。食事する前に水だけでうがいした後に写真を撮るといいでしょう。アカンベーした時の表面と、「ラァアアア」と発音した時に見れる舌の裏側の写真も忘れずに。
セルフ舌診は簡単に行えるので鏡がある時にさくっとチェックしてみましょう。
舌診は多くの薬局でみてくれますが、体の調子が悪い方は1日の間でかなり舌の状況が変わっていきます。予め撮った舌の写真をみせる事で薬剤師さんに1日の変化を理解してもらえるとスムーズです。場合によっては時間によって飲む薬が別々に出てくる事もあります。
2、漢方にかかりたくなる状況は幾つかパターンがありますが、不定愁訴だとか自律神経ぶっ壊れマン状態な事が多いです。とはいえ、その中でも特にどのような症状があるのかをリストアップし、最優先で治したい症状を三つほど選ぶとするといいでしょう。
病院と違って漢方薬局は大抵は初回診断は完全予約制なのでじっくりと患者の話を聞いてくれます。上手い薬剤師さんは患者さんとの会話や、ベロの状態、リストアップされた症状…などから上手い具合に質問をしてくれます。
3、薬を飲み始めたら簡単に服薬メモを取ろう
漢方はちゃんとした診断の元、体に合わせて調合されているとかなり早く効きだします。それこそ飲んだ翌日の朝からもう一部の症状が消えているレベルで。逆に言えば合わない時は副作用も早めに出てきます。その時は早急に薬局に連絡しましょう。
私はガーミンのスマートウォッチを使っていますが、漢方飲み始めてからはストレス値が日々に下がっていき、ボディバッテリー(体力を数値化してくれるRPG的システム)が寝れば寝るほど溜まっていくという現象に遭遇しました。プラセボだとしても腕時計がそれを数値化してくれるのはすごいですね。
ラスト。ダメな漢方薬局について。
割と多いダメな漢方薬局。
1、舌診すらしない。お前それでよく漢方薬局だと名乗れるな!ってレベルでダメ。
2、やたら高圧的。地元で長らくやっている漢方薬局に多い。「私のいう通りに飲めない人には薬は出しません」と最初に言ってくる。このような場所は出してくる薬は割と的確だったりするが精神的にイラつくのでお勧めはしない。治しに着ているのにストレス増やしたくない。
3、心療内科的患者を見た経験が少ない。これは上記の薬局に多い。患者がどうしても近所の人だけで固まってしまっているのと、保険適用外ゆえに心療内科通いの自立支援もらっている状態でギリギリ生きている人はなかなかいけないのが実情。そのため精神的にボロボロな患者にも平気で「あんたの生活習慣が悪いから〜」などと説教してくる。ウザい。今自分が欲しいのはそういうのじゃないんだ!ってなる。
そんな感じで、初投稿でした。
心療内科と保険適用内漢方だけだとにっちもさっちも行かなくなった自分の経験談が主体なので偏見まみれですが、何かの参考になれば幸いです。
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