無難な入院生活
無難な入院生活が2ヶ月を迎えようとしている。ここは開放病棟だが、外出や外泊は制限されている。自分としては双極性障害の躁状態は落ち着いた。
躁の後にやってくる鬱も抑えられている。
躁状態の時に、LINEメッセージで家族や親戚、友達に『自分は神様で大日如来となってあの世で皆様をお守りする』と送ったが、人間はいつか死ぬ時が来るのだと悟り、恥ずかしいメッセージを送ったとは思わないようにした。
送られた側は大変ご迷惑をお掛けしました。今後は無茶なことはしません。
話は少し逸れたが、苦難困難災難が有るのは有難い人生である。しかし、入院生活では苦難困難災難はほぼ無い。無難な入院生活を送っている。つまり、暇な時間が多い。
まぁ、しょうがないか。
今回入院したのは、双極性特有の『誇大妄想』が激し過ぎた。実際に広島のドクターヘリが飛んで島根の病院に入院していた。
まさか、自分が日本神話の素戔嗚尊(スサノオノミコト)になるとは思わなかった。誇大妄想もここまで来ると小説の1本や2本書けそうなくらいである。
ちなみに、実家の地域の氏神様は素戔嗚尊(スサノオノミコト)である。先々月ぐらいまでは神様は信じていなかったが、困った時などは実家の近くの神社へ行って、お参りをしていた。
神様は本当にいるのか?と問われれば、今現在の自分であれば確実にいると信じている。これをお医者さんに言ったら怪しまれるけどね(笑)
でも、日本は日本神話の精神【スピリット】が日本人の心の中に既に宿っている。正月に初詣をしに神社へ行く人が多いように、無意識のうちに我々は神様を信仰しているのだ。だから日本はお強い。
何か困った時や人生を切り開きたい時に神社へ行ってお参りをすると、目に見えない形で神様がメッセージを送ってくれる。
それは新たな出会いかもしれないし、風の声かもしれない。また、自分が体験したように、腑に落ちる度にトイレの水が勝手に流れることかもしれない。
そのメッセージを見逃さないように常に謙虚な気持ちで過ごす事は大切な事だと思う。
大丈夫、1人じゃないんだよと神様はいつも見守ってくれている。