見出し画像

【完】沖縄の家出話は完結して、未来の話を始める

今回で高校1年生で沖縄に家出した話は一旦完結する。
18年前に沖縄から帰ってきて、今もなお生きている人間(自分)がいることは奇跡でもある。
過去は過去、前向きにプラス思考で生きようではないか。

自分は今34歳で病院に入院している。
入院してから約1ヶ月となった。早く家に帰ってビールが飲みたいという思いが沸々と湧き出ている。

入院先は精神科なのだが、患者は9割以上高齢者である。
精神科病棟は認知症の高齢者で溢れかえっている。認知症が治る可能性はなく、このまま進行し続けて、病棟内で天寿を迎えるのだろう。

高齢者も精神疾患患者と同じく、何かしらの薬を飲んでいる。この薬が何に効果をもたらしているのか、自分には分からないし、″本人たち″も分からないだろう。

お医者さんですら理解しているのかな、と疑問に思うところがある。

今現在の精神医学会と製薬会社はボロ儲けしているんだろうなと思う。
認知症の患者のみならず、子どもは発達障害、不登校者は精神疾患、社会人は適応障害などと診断されて薬漬けになる人が多くいるように感じる(本当は薬を飲まなくてもいい人が薬を飲んでいるんじゃないだろうか?)。

認知症の患者は年金を病院側が管理していて、病院内の売店でお菓子を買ったり、身の回りのものを買っている。

しかし、売店の価格が高すぎるのだ。南京錠など100円均一で変えるものが10倍の1,000円で販売されている。

病院内は認知症患者が9割以上いるので、職員が巡回していても、他の人の部屋に勝手に入ったりして、お菓子を取ってしまう。

そのために、南京錠が必要になるのだ。お菓子もスーパーで買うよりも2倍ぐらい高いし、売店自体もボロ儲けしている状態である。

今の日本は少子高齢化で、高齢者は長生きする事が善とされているが、歳をとればとるほど、認知症になる可能性は高くなる。

若者は非正規雇用で働く人が増えて、家庭を持つ事に消極的になり、新しく生まれてくる子供たちはますます減っている状態だ。
このままでは、本当に日本が終わってしまう気がする。
自分は『長生きし過ぎることを願うことは、人のためになっていない』ように感じる。
医療という管で繋がれて、病室で天寿を全うするということは、人の生き方として理にかなっているのであろうか。

人間はいつか必ず死ぬのであるし、150年も200年も生きる人は存在しない。死ぬ時は潔く、死んでいくのだ。この世でやり残したことがなくなった時に人はあの世へ逝くのだと思う。

自分は2回死にかけて、黄泉の国に片足を1歩踏み入れたり、オーバードーズ(薬の大量服薬)して2日間、あの世で生死を彷徨った。

でも、こうやって今、何の後遺症もなく、文章を打ち込めているということは、まだこの世の中でやることが残っているということだろう。

とりあえず、難しい話は抜きにして、退院してから早くビールが飲みたい。

いいなと思ったら応援しよう!