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出雲へ行く、の巻③『ヤマタノオロチ現る』

現実離れした話だが、自分の身に実際に起きた双極性障害特有の『誇大妄想』に対して、
整理する意味で文章を打ち込みたい。

前回の話として、佐賀県の吉野ヶ里から島根県の出雲へ向かう道中に自分が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)ではないかという考えに至った。

吉野ヶ里から出雲大社へ向かう400kmの間に様々な葛藤が出てきた。
ヤマタノオロチが気持ちをブレさせ、あの世に逝くように仕向けてきたのである。

『なんしよんの?!』
『何がやりたかったの?!』

ヤマタノオロチが自分を責め立てる。


自分は、もう車を乗り捨てて、森の中に行って静かに眠るようにしてあの世に逝くか…。
両親と兄2人が家族会議をして、『あの人は全て投げ出した』のだと話し合うのだろう。

汚名を背負って死ぬ事は自分の本望ではない。
でも、オロチが心を蝕んで、ひぃひぃと心をギュッと縛りつけてきやがる。

ガソリンもあと少しで無くなる。
車を乗り捨てて、あの世に逝くか…………。
セブンイレブンで車を停めて、フラフラと歩いて林の方へと向かう…。





待て待て待てぃ!!!!!!!
俺がここで死んだら長崎の原爆で亡くなられた方達に定期的に訪れることを『”約束”』したことを破ることになってしまうぞ!!!!!

自分の心を左手で思いっきり叩いた!
『何、途中で諦めているんだよ!原爆で無惨に亡くなった人たちのことを考えろ!俺が投げ出して、どうする!?ここで死んだら口だけだったじゃないか!!!絶対に今日中に出雲大社へ『光』を届ける。そして子どもたちの精神、これから生まれてくる可愛い子どもたちが精神疾患を患わないようにお祈りを捧げる。素戔嗚尊(スサノオノミコト)と自分は今、確実に繋がっている!何千年も語り継がれてきた日本神話の精神(スピリット)。過去から受け継がれた日本人の心、全ての想いが自分を突き動かす』


自分と出雲大社の素鵞社(そがのやしろ)に祀られている素戔嗚尊(スサノオノミコト)と繋がったことが分かった(もちろん証明できないのだが、自分は確実に繋がったと分かった)。
それが2024年10月3日15時1分。
場所は広島県の三次市だった。

三次市から出雲大社までは、約100km。

出雲大社の受付にも電話をした。

『今から参拝に行きます』と。

受付の人は終始『?』だったが、自分は行くことを伝えられただけで満足だった。

オロチは退治できたのか不明だ。
再びオロチが出てこないように、精一杯の力を込めて左手で拳を作って心を叩き続けた。

『子どもたちの精神が強くなりますように、これから生まれてくる可愛い子供たちが精神疾患を持たないように』

拳を休めて左手で祈るように拝んで、またオロチが出てこないようにと拳で心の魂をバシバシッ!ドシドシ!っと叩いて、左手で拝んでを繰り返した。

あの時を振り返ると、やはり正常な考えではなかったかもしれないし、守護霊が自分に与えた試練に本気で向き合っていたのかもしれない。

突き動かされるように出雲へ行ったのは運命的で超自然的現象だったと思っている。

事実は小説より奇なり、おかしな話だが当の本人は至って真面目に考えて行動した。

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