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心拍数の運動強度とは

ハイアルチのレッスンでは会員様に心拍計を着けていただき心拍数をモニターに表示しております。
心拍を用いたトレーニングでは最大心拍数に対してパーセントで運動強度の指標があります。例えば最大心拍数の60-70%がファットバーニングゾーンといわれたりします。
しかしこの最大心拍数の70%の運動強度とを把握するには自身の最大心拍数を理解していなければいけません。

一般的には220-年齢といった公式を用いられることがありますが、たいていこの式では誤差が大きく誤った運動強度になってしまいます。

心拍数には個人差があり運動を普段やっている人、やっていない人では例え同じ年齢でも差が出てしまいます。なので心拍数を他人と比べることはお勧めしません。
最大心拍数を知るには15-20分のランニングで徐々にペースを上げて、最後の数分を全力に近いペースで走ります。その時にこれ以上心拍数が上がらないポイントを観測するのが一番分かりやすいのですが過酷な計測方法です。

またトレーニングを続けて体力がついてくると同じ運動強度でも心拍数が上がりにくくなります。例えばトレーニングを始めたばかりの時に時速8kmで走るときの心拍数が140とします。しばらくトレーニングを続けていくと時速8kmで走っても130までしか上がらなりました。これは体力がついてきた一つの指標としてみることができます。
逆に心拍数が上がりやすくなるケースもあります。気温や湿度が高い環境、疲労度が高い時、心理的な不安があるなどの体調に問題があるときは同じ運動強度でも心拍数は高くなります。

そこでおすすめはハイアルチでの心拍モニターを見るときは普段のペースに対しての心拍数を比較してみるといいでしょう。
同じペースなのに普段よりも心拍数が高い場合はもしかしたら疲労が高いのかもしれません。また心拍数が上がりにくくなった時は体力の向上も考えられます。
ただあくまでも心拍数は指標の一つで体のすべての状態を表現するものではありません。きついと感じるときは例え数字に異常がなくても強度を落としましょう。
データはうまく利用するとトレーニングのモチベーションにもなります。心拍数をうまく利用して目標達成につなげましょう。

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