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【映画感想】プレデター:ザ・プレイ
映像配信サービスの中でも異彩を放つディズニープラスがいまなら初月分のみ180円ぐらい?とかで妻が加入した。
ディズニープラスの特徴はその名の通り、各種ディズニー作品が配信されていることに加えて、アイアンマンとかスパイダーマンといったマーベル作品も充実している。
更には独占配信作品も中々気合が入ったものもあるよーっという作品群の中で、こりゃ見るしかねーだろってのが
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本日、語らせていただくプレデター:ザ・プレイである。
子どもの頃の木曜洋画劇場で、よくやってたよねプレデターシリーズ。
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※以降、作品のネタバレを含みます
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超正統派、”狩るものVS狩るもの”の図式はアチーよ
物語の舞台は、開拓前の18世紀アメリカ大陸。
主人公はネイティブアメリカンの部族である若き女戦士ナル。
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簡単なあらすじとしては
戦士として認められたいナル。そんなある日、周辺で見られた不審な痕跡を追いかけていく内にプレデターと対峙することになる。戦士として認められる為の試練として、プレデターを自身の獲物(プレイ)と定めたナルの戦いを描く。
ってな感じです。
印象としてはシリーズ一作目のプレデターに近いものを感じました。
鑑賞前に設定を知って思い浮かんだ疑問として
プレデターの兵器の強さ、どないすんの?
ってのがありましたが、そこは現代よりも300年以上前ということで、ちょ~どいい感じに兵器が弱体化されていました。
このちょ~どいい感じってのが本当に絶妙で、プレデターの特徴ともいえる光学迷彩や自動追尾する兵器みたいなものは健在なんですよ。ただ相手を追いかけて飛んでいくのはエネルギー弾じゃなく鋭利な矢(どっちにしろ当たれば死ぬんだけどね)。
プレデターの本質的な脅威は残しつつ、パワーダウンさせてるんですよ、これ上手いですよね。シリーズファンも納得できるし、この作品がはじめてっていう人でも「プレデター」という存在が正しく理解できる。
プレデターズを観た時は、「なんかプレデター弱くね?」という残念な印象を受けました(日本人のヤクザとタイマンでガチって相打ちは悲しい)。
今作の主人公は原始的な武器を使う部族の娘ということで、どうしてもプレデターズの時と同じように「プレデターざっこ、俺でも勝てるじゃん」みたいな印象を受けそうだがまったくそんなことはなかった。
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サーモグラフィーでも見えないほど体温が下がる薬草とか、途中から覚醒したかのように強いナルなど、ツッコミどころはありますがラストバトルでの勝利には納得感がキチンとありました!
ってか途中でナルが泥だらけになるシーンありましたが、「おっこれはくるか?」「光学迷彩のスキに気づくか?」とか思ってたらすぐに綺麗に洗い流されて笑いました。
後はラストで登場する「1715年」と刻まれた古いフリントロック式の銃。
これはプレデター2で、ハリガン警部補がプレデターから称賛とともに渡されたモノですね。つまりプレデターの持ち物だった訳ですよ、でもこの映画のラストではナルたち部族の持ち物として描かれている。
18世紀から1997年までの間に何が起きるねん!っとシリーズファンからすれば嬉しい演出でした。
さいごに
マジで劇場で観たかったです。
アクションシーンがすごいカッコよかったんですよ、プレデターが人間を虐殺するところも、一転して人間サイドが反撃に移るところも、最後の攻防も。
そうなると音もいい環境で聞きたいじゃないですか。
更に付け加えるなら舞台がすげー自然豊かでだだっぴろい空間なんですよ、スケールがデカいんですよ。自然の壮大さとか色味みたいなモノは大スクリーンだとより感じられたんだろうなと思いました。
…という訳で
過去作好きな人にはぜひおススメ!!
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