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ブルースウィリス出演作品を振り返る

既に1か月以上経過しているニュースだが、ブルース・ウィリスが俳優業を引退された。

私が幼い頃は金曜ロードショーなどの地上波では、「ダイハード」が放送されていたし

物心ついた頃には「シックスセンス」で普段映画を観る習慣のない家族が話題にしていた。

高校生の時に旧作映画を漁っていた時には「パルプフィクション」に痺れた。

思えばいまほど映画が好きになる以前から、ブルース・ウィリスの出演作品に触れてきていた。

せっかくなので本noteでは、ブルース・ウィリス出演の好きな作品について語りたい。

あ、「ダイハード」は吹き替えで観たいよね、ボロッボロになりながらホリーと叫ぶあの感じ、子どもの頃に刷り込まれたからでしょうか。

アレじゃないとダメって思っちゃいます。

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■フィフスエレメント

リュックベッソン(1997)

3行でわかるあらすじ

・2263年、タクシー運転手のブルースウィリス
・なんか空からオレンジの髪の女の子降ってきたんですけど!!
・え、地球の危機なの?マジかよ、乗り掛かった舟だ最後までいったら!

この映画を初めて観たのは地上波のロードショーだったことを覚えている。私の家庭では当時21時になったら布団に入らなければいけず、TVを見ることは許されていなかったが、金土の夜だけはそれが解禁されていた。

その為、この映画を最初から最後まで家族と共に観ることができた。

突然ですけど、冒頭のミラジョボヴィッチの服装って「HOT・LIMIT」の時の西川貴教に似てますよね。

まぁそんなどうでもいいことはさておき、ゴテゴテの近未来SFアクションで、宇宙人のビジュアル・未来の人たちの奇抜なファッション・なんかすげー青いエイリアンみてえな女の人と、子どもの目で見てもワクワクが止まらない作品だった。

ただ最後にカプセル内で思いっきりラブシーンがあって、お茶の間は凍り付いた。私はコロコロコミックをガン見してるフリをした。

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■パルプフィクション

タランティーノ(1994)

3行でわかるあらすじ

・ギャングのボスの女の世話を頼まれたんだけど、こいつマブいせ…
・八百長試合を頼まれたけど、相手をブチのめしちゃった!
・車中で殺ししてもた!車をきれいに掃除しないと!

友人に勧められて観たオシャレカッコイイ映画。

いくつかのエピソードが時間の順序がバラバラで構成されている、と聞くと複雑な映画に聞こえるかもしれないがそんなことはない。

非常にわかりやすい、見やすい映画だ。エピソード毎に山場があるので中弛みすることなく、スラスラと見れるかもしれない。

私はギャングに八百長をする代わりに大金を渡されたにも関わらず相手をブチのめして逃走することになるブルースウィリスが

たまたま逃げ込んだ店の店主がとんでもねえ変態で、ブルースウィリスもギャングのボスも両方捕まってケツを掘られる(ブルースウィリスは難を逃れるが)話が好き、バカすぎて好き。

あとこの映画は俳優陣がクッソ豪華で、なかでもサミュエル・L・ジャクソン演じるギャングがめちゃくちゃかっこいい、抱いてくれ。

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■アンブレイカブル

Mナイトシャマラン(2000)


3行でわかるあらすじ

・乗客131人が死亡した鉄道事故で唯一かすり傷なく生き残った男がいた
・そんな彼の元に、骨形成不全症という難病を持った男から手紙がくる
・まるでコミックのヒーローだ、と告げられた男は自分の記憶を振り返る

Mナイトシャマラン監督かつブルースウィリスが出演している作品といえば、「シックスセンス」の方が圧倒的にメジャーだろうが、私はこのアンブレイカブルが最も好きだ。

実はこの作品は3部作となっており、「スプリット」「ミスターガラス」と続くのだが私はそんなことまったく知らずに「スプリット」を観た。

スプリットは、何十もの人格を保有する多重人格の男が女子大生を拉致監禁する、といったサスペンス映画だ。これ自体はアンブレイカブルとの関連性を感じさせることなく、単純に面白い作品として観れる。

さきほどまで強面で命令口調だった男が、女装してオネエ口調になったかと思えば、次には子どもに退行する。そんな作品。

物語のクライマックス、映画が終わる直前にほんの少しだけ、ブルース・ウィリスがスッと出てくるんですよね、アンブレイカブルの時のレインコートを羽織った姿で。

「うおおおおおおい、続編だったんかあああああい!」

ってなって歓喜ですよ、まぁ最後の「ミスターガラス」は好みではなかったんですが。

超人的な筋力と、何者にも傷つけられない強靭な肉体、そして人の悪意を識別する特殊能力を持った主人公。これだけ聞くと、なーんだアメリカンなマッチョなヒーローじゃんってなるじゃないですか。

でも、昨日まで警備員として仕事してた一般人のオジさんなんです。それがいきなり「あんたはヒーローだ」って告げられるんですよね。この時点でブルースウィリスは40代後半、いいオジさんです。

この映画はおっさんでもやれるんだぜってな勇気をもらえる気がします。

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■RED/レッド

ロベルトシュバンケ(2010)


3行でわかるあらすじ

・元CIAの凄腕エージェントは、田舎でのんびり年金暮らし
・年金事務所の電話担当の人を好きになってデートの約束したお!
・なんか襲撃されました、引退したみんな!オラに力を貸してくれ!

なんなんでしょうね、この最高に頭が悪い感じ。ドンパチドッカンドンガラガッシャンみたいな90年代アクションような雰囲気。

そして俳優陣は、みんないい歳になったねぇってな名優たちで作中でも彼らは「年寄り」扱いされてるんですよね。

でもさすがはRED(引退した超危険人物:Retired Extremely Dangerous)。

若造たちにはまだまだ負けんと大活躍で、そして90年代アクションを彷彿とさせるドンチャン騒ぎ、そしてそれに惹き込まれていく若いヒロイン。

ヒロイン・サラは命の危機に晒されながらも、その非日常体験とブルース・ウィリス演じるフランクが強すぎンゴって具合で惚れていくんですよ。

これって視聴者の目線だと思うんですよ。

あー…ブルース・ウィリスも歳くったなぁ…作中でも年金暮らしとか悲しくなるねぇ、ダイハードでホリイイイ!叫んでた頃が懐かしいわ…って、え?

まだまだアクションできるじゃん、えっガンアクションだけでなくて、殴り合いのアクションもいけるんでしゅか!?!?!?!?!

あああああ、かっごいいいいよよおおおお(トゥクン

ってな具合ですよ。

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若い頃の作品も、最近の作品もどれも魅力に溢れています。

とはいえ私も全部観ている訳ではないので、これを機に何か観てみようかと思います。

あなたはブルース・ウィリス出演作品で

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