2024/5/31 感覚の声を無視しない:インクルーシブな社会を築くために

様々なことに気付ける、というのは、感覚感受性が高いという立派な能力です。

ところが以前から日本社会では、
感受性が高いことは、神経質やストレス耐性が低いという、
ネガティブな側面でしか捉えない風潮が強くありました。

しかし、これは危うい考え方です。
感受性の高さは、変化や危機の予兆に気づく力でもあるのです。

その気づきを活かせば、問題に早期に対処し、状況を好転させることができます。
しかし、その声を無視し、排除してしまえば、組織は盲目的になってしまうのです。

その気づきを大切にし、活かす組織文化を築いていくことが重要なのです。
その人がもつ能力が強みとして活かされる組織、それがインクルーシブな組織です。

実際、変化を読み取れず、沈没した日本企業が多いのも、
感受性の高い人たちを、排除して隅に追いやってきたためとも言えるでしょう。

感受性の高さは、時代の変化を敏感に捉える力です。
その力を活かすことが、これからの社会では欠かせません。
たったひとりの気づきが、多数の人を救うことがあるのです。

あなたの感受性は、きっと社会を良い方向に導く力になるはずです。
自信を持って、その気づきを発信し続けてください。


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