2024年9月7日の政治・時事ニュース 「自民党をぶっ壊せ」がウケたのはまた再生させる自信があったから
小泉進次郎氏が総裁選の出馬会見を行いました。物足りないと思う人が多いようですが、普段からQuoraで普通の人たちとコミュニケーションを取っていると違った感想を持ちます。日本の先行きに不安を感じながらももはや言語化ができないという人が増えているんですよね。
そうなると政治批評を見ても単に不安を感じるだけですから「日本は大丈夫だ」と思いたくなる。小泉進次郎さんは名前を売る必要がなかった政治家なので自分の意志を前に押し出すことがありません。日本が衰退していると考えるならば終末ケアのような感じの政治家で、ある意味日本で最も必要とされている政治家なのかもしれないと思いました。
考えてみればお父さんがウケたのは、日本人が「自民党が壊れてもまだ復活させられる」と考えていたからです。もうそんなことを信じられなくなった人が大勢いるんだろうと思います。
もう一つはアメリカの情勢です。一口に白人ミドルクラスの転落の不安などといいますが、その奈落の深さは日本人の想像を遥かに超えています。だからこそ身を守るための銃も必要とされるんでしょうね。