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2024年12月4日の政治・時事ニュース 「日本のマスコミは死にかけている」という声が飛び交う
普段はゆっくりとニュースを整理する時間なのですが韓国で非常戒厳が出されたとして騒然としていました。大統領が軍隊を使って国会を封鎖するという前代未聞の出来事で韓国のニュースは大騒ぎです。
Xでは「日本のマスコミは死にかけている」という声が飛び交っていました。民放は商品を売るために政治を利用しているだけという状態が続いており感度の低さは理解できないでもないですが、NHKも特に反応しなかったそうです。BBCなどは盛んに報道していたそうですが最近はYouTubeなどで各国放送と日本の報道の差異が可視化されやすくなっており余計に日本の放送局の感度の低さが目立ったんでしょうね。
夜通し大騒ぎになっていましたが明け方に非常戒厳の解除が閣議決定され状況は落ち着きつつあります。今後、議会が大統領に厳しい判断を下すかに注目が集まります。
ただピントがズレているのはマスコミだけではありません。今回は議会と大統領が対立するという状態ですから、国会議員であるならば「反大統領・親議会」の立場に立つべきです。維新の代表を追われた馬場伸幸氏はなぜか「日本にも緊急事態条項が必要」と主張しています。おそらくこの人(何を理解していないかも理解していない)に状況を説明することは不可能だと思います。こういうひとがつい最近まで維新を率いてたのかと考えると背筋がゾッとしました。
これ日本でやったら大変なことになるでしょうけど一体何が起こっているのか?わかりませんね。
— 馬場 伸幸(ばばのぶゆき 日本維新の会) (@baba_ishin) December 3, 2024
ただ韓国で起こることは日本でも起きる可能性があるということを自覚しないといけません。
憲法改正で緊急事態条項を整備すべきです。 https://t.co/iR5YGFByaL
大統領が声明を出してから実際に閣議決定が出るまでに2−3時間があったのでその間に中東情勢をまとめました。こちらはバイデン・トランプのトランジションピリオドに当たるために混乱が加速しています。
またこうなるとヨーロッパの混乱は「まとめて」一つの記事にせざるを得ませんし、国内の政治までは手が全く回らない状態でした。