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2024年9月14日の政治・時事ニュース 自民党の総裁選挙の構図がわからないと言う人へ
自民党の総裁選挙が始まりました。NHKなどで盛んに取り上げられるようになったので「閉塞感が打開できるぞ!」と期待している人も多いのと思うのですが、逆に「なんかよくわからないなあ」と思っている人もいると思います。
理由は2つあります。1つは「争点つぶし」です。中には本当に改革を訴えている人がいるのですが総裁選が始まる前に潰されて取り込まれています。その代表事例が野田聖子氏と石破茂氏です。野田さんは本当に夫婦別姓を熱望しているんですがこういう人が出てくるとなんちゃって改革派の影が薄くなります。だから事前に取り込まれてしまいました。もう一人は日米同盟と憲法に一家言ある石破茂氏です。加憲論では問題は解決しないという立場ですが党内議論を混乱させかねないので事前に潰されています。
もう一つは政治家と国民の間に芽生えつつある乖離です。今回世襲政治家である小泉進次郎氏と河野太郎氏が解雇規制について訴えています。世襲政治家は「生ぬるい解雇規制があるから労働者がサボるんだ」と思っているわけですね。これまで岸田総理は国民を刺激する言動はことごとく抑えてきました。しかし世襲政治家が解雇規制(日本が成長しないのは国民のせいだ)という主張を加速させるとあるいはフランスのように政治家と国民という対立軸が生まれるのかもしれません。
野党がしっかりしていればこのまま自民党批判につなげてもいいのですが、野党も野党と言う状態です。どうしてこうなったのかはよくわかりませんが非常に悩ましい状態ですよね。
皆さんは今回の総裁選についてどのようにご覧になっていますか? ご意見をいただけると非常に嬉しいです。