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2025年1月13日の政治・時事ニュース プライマリー情報源はテレビからSNSに

しばらく経過観察だった中居正広報道ですが、TBSが「これからも取材します、まあお伝えできることがあるかはわかりませんが……」としたことで他の局との差別化が行われつつあります。スポーツ紙はネットの情報をみんなが知っていることを前提に話を進めており、プライマリーの情報源がテレビからネットに変わったことがわかります。時代の変化ですね。

ただしSNSの議論にはモデレーションも対話もありませんから単なる群衆が作る空気が報道を支配するという状況になっています。これがもっと極端になっているのがアメリカ合衆国です。フェイクニュースを抑える動きに反動が加えられ「意識高い言語を政府から抹消する」動きが進みそうなんだそうです。

こうなってしまうと、SNSやテレビのそれぞれのコンテンツが責任編集制度を採用するしかなくなります。TBSはサンデージャポンが太田光さんを前に押し出すなどして疑似責任編集制度を採用しつつありますが組織的な取り組みはまだまだといったような状態。おそらくSNSがフェイクニュースを規制しなくなるとSNSでも「誰が情報を編纂するか」が重要になってゆくでしょう。


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