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2024年12月15日の政治・時事ニュース 日本人が成果の出ない政党を熱心に支援する理由がわかってスッキリ

このところ抱えていた疑問が解消してスッキリしました。ずっと国民民主党のようになんの成果も出せないプロレス政党が支援される理由がわからなかったのですがそもそも成果を出すことなど期待していないと置くと説明できるとわかりました。

時事通信とNHKの調査結果を見て、最初はこれまで政治から顧みられてこなかった世代を代表する政党ができたため、成果が出せなくても味方になってさえやれば支持者は増えるのだろうと置いてみました。しかしそれではなんとなくスッキリしません。

全体像を見ると政党同士がお互いに足を引っ張り合っている事がわかるのですが、これがそもそもの目的であると置くと不思議なことにすべてが解決します。

資源が少ない状態では普通は奪い合いが始まるのですが、日本のように逃げ場がない社会では消耗戦が始まってしまいます。そこで自分は持ち出しを少なくして消耗を避け、なおかつ相手が得点をしないような戦略が取られます。日本人にはスパイト行動といって相手が得点しないように自分の得点を削ってでも相手の行動を妨害する傾向があると言う研究があります。

ただこのやり方は結果的に全体で得られるはずだった利得を奪いますから結果的には社会全体が成長しなくなります。ですがそもそも成長から見放された30年間という特殊な事情がありますから、そもそも誰も成長を目指さないわけですよね。

こうしたスパイト世界ではネット監視団のようなものが作られお互いに相互監視が始まります。Xを見ると様々な陣営のネット監視団たちが政治家たちの嘘を暴き合っています。なんの生産性もない活動ですがこれこそが日本人が求めている「平衡状態」なのかもしれません。


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