高市vs小西の「異種格闘技戦観戦ガイド」を書きました
高市vs小西の議論で連日盛り上がっていますよね。ただ巷の意見を聞いていると「マスコミで連日報道されているのに何が論点なのかさっぱりわからない」という人や「どっちかに参戦したいんだけど合理的な説明が見つからない」という人が多くいそうです。そこで論点を箇条書きにしてみました。
これを読んで祭りに参加してみてください!
というのは嘘です。
実際に書こうとしたのは岸田内閣がはっきりとモデレーションしないせいで議論が「どっちが悪い」に収束していったというものです。モデレーションなき議論は不毛化します。
ただ、それぞれの視点から「報道」が出てみんな好き勝手言っているわけですが、おそらくSNS世代の人たちは真面目な人が多いので「マジメな政治課題なんだからきっと合理的に情報を探してゆけばどっちが悪いかはっきりするはずだ」と思ってい流かもしれないと思いました。
そこで論点を単に箇条書きしてみたんですが、実は「合理的な説明」なんかなさそうなんですよね。
私はそこで原点に立ち返り「放送法はどうあるのが正解か」からアプローチしようとしたのですが、この記事はあまり読まれませんでした。
さらに言えば放送法の不党不偏にも正解がありませんでした。
NHKのWEBサイトにPDFでまとめられたペーパーがあるのを見つけました
そもそも法律が作られた根拠も実は曖昧で国会答弁も揺れ続けているのがわかります。これは一読の価値アリです。
つまり、実はみんな正解がない議論をしているのですが、それに全く気がついていません。全体的に壮大な喜劇になっています。あるいはリソースの浪費です。
さらに付け加えるならば、文書管理は国家統治の基礎ですから大臣が知らない文書がこっそりと作られ、それが開示されても国会で説明ができないのは大きな問題です。
つまり、日本の政治オワタってことなんですよね。
今回メインディッシュにするはずだったのは乳牛の殺処分問題だったのですが、これは後日に回すことにしました。こちらも実に不毛な議論が起きており消費者は高い牛乳代を支払っています。さらに多額の補助金もつぎ込まれていて納税者としても負担ささせられてます。では酪農家が潤っているかと言えばそうでもなく将来を悲観して離農する人が増えているそうです。
代わりに扱った話題は二つあります。一つはジョージアで騒乱が起きており駐日大使が「ちょちょいのちょい」とつぶやいたという問題です。
さらに、立憲民主党泉代表の「自爆」について取り上げています。立憲民主党はそろそろ次の代表を決めたほうがよくないですかね……
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