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あなたがだれかと出会うときは、もしかすると、同時に”未知の自分”と出会っているのかもしれませんよ。 私たちは自分以外の人とかかわり合うなかで、それまで自覚していなかった自分に気づくことができるからです。 ときには、イヤな気分を味わうこともあるかもしれませんが、じつは、それも自分の一部分なんですね。 「目の前にいる人は、自分の内面を映し出す鏡」だから。 たとえば、だれかと出会って「なんて愛情深い人だろう…」と感じて心が震えるのは、あなたの内側にも同じような深い愛があるから
これも、わたし・・・ あれも、わたし・・・ それだって、わたしみたい・・・ もしかして、わたしは、 なんにでもなれるのかな? * 「自分の性格を変えたい!」と思ったことはありませんか? ずるい自分を思い知ったり、意固地になってしまったり、見栄をはってしまったりしたときとか・・・ 私も自己嫌悪に陥るたびに、「いつも”自分の好きな自分”でいられたらどんなにラクだろう」とずっと思っていました。 自分の嫌いな部分が「影/陰」、好きな部分が「光/陽」だとしたら、「影」
わたしは、 世界にひとりしかいない。 あなたも、 世界にひとりしかいない。 だれも、代われないって、 すごいことだね。 * 思春期のころ、私は“強さ”にあこがれました。 「さみしい」「つらい」とぼやくのは心が弱いからだと考えていたし、ましてや人前で泣くなんて最低!と思っていたのです。 だから、自分がさみしくてどうにかなりそうだったときも、泣き叫びたいほどつらかったときも、その感情を打ち消して、平気な顔をしていました。 「強くなりたい」と思うこと自体、本