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「自己肯定感」という言葉はなんと○十年以上前から使われていた!

いま、友人の上野くんと働く大人の自己肯定感について往復書簡をしているんです。


やりとりを通して感じたのは、自己肯定感の定義をした方が話がスムーズだから、二人の間での自己肯定感を定義して話を進めていく予定なんですが、もともと自己肯定感という言葉はどんな文脈から出てきたのか気になって調べてみたんです。


Wikipediaでは、1994年に高垣忠一郎先生が提唱したとされています。

ですが、グーグルスカラーで論文を調べてみますと、1976年の論文「青年期後期における身体像境界の意味について」という論文に自己肯定感が使われていました。

>>論文はこちら

少なくとも45年以上前には自己肯定感という言葉が存在していて、青少年心理の研究に、そのルーツがあることが伺えます。


ただ、Wikipediaでも指摘されているように自己肯定感の定義があやふやで、、、いや違いますね。定義があやふやなのもありますが、自己肯定感という言葉を使う人によって都合よく意味が変えられている印象を受けるので、おそらく当時使われていた自己肯定感と、いまの社会で使われている自己肯定感では、微妙に意味が違うんでしょうね。

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